クリスマスツリーの未来

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デッドスペース?だらけの写真ですが、 これは、島のゴミ中継所(refuse transfer station)の一部で、この季節に用意されるクリスマスツリーを捨てる場所。ちょうど一本ピックアップの荷台から下ろした人がいました。ゴミ焼却炉(refuse incinerator)がないこの島では、こうした緑のゴミは集められてすべて粉砕され、土を保護するマルチ(mulch)にされ、ホテル、農家、個人、誰にでも無料で分けてくれます。ちなみに、ツリーのサイズにこだわる親も多いようですが、次の言葉は至言です。Never worry about the size of your Christmas tree. In the eyes of children, they are all 30 feet tall.(お宅のクリスマスツリーのサイズを心配することなかれ。子供の目にはどの木も皆30フィートである)

松林檎?

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パイナップルの赤ちゃんです! ウズラの卵大です。もののサイトによると、英語では過去にフルーツの多くをappleという名をつけて呼んでいた時期があったとか。象林檎(elephant apple、びわもどき)、豚林檎(hog apple、ノニ)など数多く、果ては松ぼっくりまでpineappleと呼んでいたのですが、この南国のフルーツが”発見”されてその名が当てられ、元の松ぼっくりにはpinecone(松円錐)という新名がついたとのこと。ハワイのパイナップルは5月~8月が旬で、ナスのように年中なるわけではなく「常ナップル」の名を冠することは無理のようです。それにしてもappleという語、応用(application)の範囲が広い(extensive)のでした!  これを無理して言えば、The APPLE-ication was extensive! (座布団来るかな?)

今日の『ラジ英』 You’re breaking up.

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1月のテーマは「電話会話のいろは」で、今日金曜日は月~木曜日の復習です。相手の声がボツボツと切れて聴き取りにくいとき使う表現が、Sorry, you’re breaking up.で、直訳風だと「すみません、あなたは割れてばらけているところです」ですが、IDIOMとしての意味は「あのう、声が途切れています」。I can hear your voice only intermittently.と、客観描写して相手を感心させる手もありますが、こうした表現の方がより”体温”に近い響きがあります。ただこの表現までbreak upすると?!? やはり固定電話(land line)の安定感は得がたいですね。

「ラジオ英会話」(NHK第2放送)は、月~金が6:45 amのあと、0:25 pm、 3:45 pm、9:45 pmに再放送、土曜日は11:45 amに金曜の再放送、日曜日は4:30~5:45 pmに月~金の再放送があります。

インターネットで「NHKゴガク」の次のサイトを開き、最下段の「ストリーミング」からログイン手続きをすると1週間前のラジオ放送がすべて聴けます。 https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/kaiwa/

ANNUALからPERENNIALへ!?!

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夏に育て、さよならをしたはずのナスです。冬に来てみるとまだ生っていました。結実(fruition)から10日も経つと何とか食べられます。育つのが見えるくらい(You can almost see it grow!)です。ナスは一年草(annual)のはず。あちこちのサイトによると気候によっては多年草(perennial)になる! インドでは木になる!! 名歌「クリスマスの12日」のインド版は梨の木でなく「ナスの木にヤマウズラ」か。それはともかく冬がないので越す必要がない。これはもう「常ナス」です。

夢の学校

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昨年暮、帯広のジョイ・イングリッシュ・アカデミーの恒例イベント「夢の英語学校」に特別講師として招かれ「イディオムって?」という話をしました。皆さんにリピートしてもらっています。生まれて7年生きた北海道。いつ来ても、帰って北、いや、帰って来た、という気分になります。パーティーでは新進気鋭の英語コーチ山田暢彦さんの伴奏でエルビスまで歌わせてもらいました。ウィットの大家オスカー・ワイルドはあるパーティーでホステスにAre you enjoying yourself?と訊かれ、I see nobody else to enjoy.と答えたとか答えなかったとか・・・。無論そういう意味ではなく、「楽しんだ」という意味のI really enjoyed myself!でした。新進気鋭の写真家としても知られる学院長の浦島久さんは「玉手箱」というブログも運営。開けても煙は出ません。若くなります。(新進気鋭のブロガー記) 箱はこちら: http://www.joyworld.com/blog/

『オズの魔法使い』の禁煙サイン

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文字だけの禁煙サインが多い中、これは米国国民映画The Wizard of Ozの主要キャラクターの一人、ワラで作られたScarecrow(カラスおどし、カカシ)が登場。彼が悪い魔女(The Wicked Witch of the West)に火を点けられる場面は子供にも大人にも衝撃的。1939年公開の映画が、いまだにこんなところにまで使われています。というのも英語圏の子供はこの映画を見て育ち、要所要所のセリフは大人も覚えていて引用します。80年近く前の映画がデジタル・メンタル両面で保存されているわけで、燃えてる文化だなあ。

STUMPED?

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「切り株、切り株にする」はstumpで、I’m stumped.というと「困った、どうしよう」というニュアンス。このstumpは立派です。

マーク・アキクサさんとOlowan

__Olowan

コラボコンサートでご一緒することのある、ネイティブアメリカンフルートの名奏者Mark Akixaさんと某スタジオで。マークさんは昨年「Olowan」というCDを完成されました。その最初にあるのが「祈り」。自然と共生し、持続可能な生活・文化を享受していた人種の魂を感じさせる素晴らしい英文ですが、その朗読を頼まれ、収録スタジオへ。OKを出してもらい、ホッと肩組みの瞬間です。CDには素晴らしい曲が並んでいます。

MARK AKIXAさんのオフィシャルサイト: http://ameblo.jp/markakixa/entry-11975318869.html

 

BACK TO THE “FUTURE”

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またまた気になって横を通ってしまったこの建物。未だ相変わらずのモラトリアム状態。前のお店の名が剥がされて、これからスタートするであろう新しい店がFUTUREという形容詞と絵で示されています。これ、19世紀に大流行したrebus (リーバス、判じ絵)のテクを使っているなあ。諸行無常。旗も心なしかat half-mast/staff、ではないでしょう。Look to the future!

動物愛護協会

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このhumaneは「人道的な、思い遣りのある」という意味で、ヒューメインと読み、eを取るとhumanに。別称animal centerです。たとえば野生の猫なら、キャッチする檻を貸し、捕まえた猫に無料で避妊手術をしてくれます。HUMANE societyの外にHUMAN societyがあるというイメージでしょうか!