ITTY有名なバス乗降謎に答える

 

私:    You’re driving a bus.   At your first stop, 20 people come on.   On your second stop, 9 of them get off, and at the same time 20 new passengers arrive.    At your next stop, 5 get off, and 10 new passengers come on.   On your fourth stop, 20 passengers get off, 7 passengers get on and one of them carries a baby.    And the passenger with the baby gets off at the next stop.   What is the color of the bus driver’s eyes?

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イディ: Gold?

 

解説: riddle(謎々)界で有名な作品。犠牲者候補に乗降者の数を暗算する(do mental math)ように仕向けるもので、最後に突然バスドライバーの目の色を尋ねます。目ん食らって?しまいますが、最初の設定に注目。このYou’re driving a bus.のYouが決め手です。ええとまあ誰でもいいんだけれど例えばあなたがバスを運転しているとして・・・という感じにさりげなくYou’reと切り出すところがミソです。(YOU are driving a bus.でなく。)それに続くyourも弱く。というわけで実はバスドライバーの目の色は、この謎を聞いているあなたの目の色になります。特定されないyou(the unspecified you)が実はspecified youだったということですね。riddler(謎掛け人)として語るのもチャレンジです。もう一度言ってみて、という注文が来るかもしれませんので一応数字を抑えておくとよいでしょう。Drive carefully!

刺繍のサイン

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小型機のシートに座ると、目の前にこのサインが。布のシートカバーに刺繍! 機械で刺繍した(machine-embroidered)ものでしょうが、機内遺産に登録。Why bother?(なぜこんな苦労を?)とも思いますが、これなら忘れません。よく見ると、サインを短くするための努力のあとがうかがえます。主語やbe動詞、代名詞や冠詞などを略するのが”省エネ”の基本。上段のものは、本来ならKeep your seat belt fastened while you are seated.となります。そのwhile you are seated(着席中は)がWHILE SEATEDに略されていて、これはOK。ただ、前半のFASTEN SEAT BELTだと、fastenが動作動詞なので、「(着席中は)シートベルトを掛ける動作をするように」となり、座ったら最後、かなり忙しくなります。きびしい省エネの手を緩め、KEEP SEAT BELT FASTENEDとして、締めた状態をキープせよと言うのなら理屈が通りますが、これでも長過ぎたのでしょう。 下段のものは、Your LIFE VEST is UNDER YOUR SEAT.の略ですが、UNDER YOUR SEATのYOURを省かなかったのは、緊急時に、目の前のシートの下でなく、あなた自身のシートの下のものを取りなさい、さもないと混乱が起こる、という配慮があるのでしょう。何だか締まらない話ですが、I hope you had a nice flight!

客:「これは何ですか?」 ウェイター:「はい、そうです」

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「そうって、これは何だと言ってるんですよ」「だから合ってます」「何が?」「その名前」「何の?」「ええ」「・・・じゃこう訊こう、この食べ物の名前は何と言う?」「はい。発音もいいです!」「客に喧嘩を売る気?」「うちはカレー専門です」・・・

私はこのナン(nan)を、こうしたダイアログを頭の中でエンドレスに創作ししながら食べることが多いのですが、実はこれ、20世紀中期の漫才(comic duo)アボット&コステロの十八番(signature routine)、Who’s on First?(一塁は誰だ?)がベースです。アボットが「最近は色々変わった名前の野球選手がいる。例えばWhoが一塁、Whatが二塁、I Don’t Knowが三塁手、というチームがある」とスタートし、ちゃんと聞いていなかった(様子の)コステロが、Who’s on first?と訊くと、That’s right.とアボットが答える、といった行き違いが始まり、外野、ピッチャー、キャッチャーへと進んで大騒ぎとなり、最後はショートストップの選手名で落ちが付きます。コステロのしゃべりが超高速ですが、英語リスニングをすれば、次第に笑いと理解を深めることができます。私はテープで聞きましたが、21世紀はYoutubeでパフォーマンスを見ることもできます。1分15秒あたりから始まります。大変良く知られた演し物でポップカルチャーの一部となっています。参考までにサイトを。

動画: www.youtube.com/watch?v=kTcRRaXV-fg

台本(要約): http://www.baseball-almanac.com/humor4.shtml

いつかこんな日が・・・

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赤い服の子: Two octopuses got married and walked down the aisle arm in arm -

ピンクの服の子: In arm in arm -

赤い服の子: In arm in arm -

ピンクの服の子: In arm in arm ……

解説:結婚式で歩くあの道は機内やスーパーと同じaisleと言い、タコの「あし」は英語でarmとなります。ご多幸を。

 

アリゾナ事件

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昨年、横を通り、袖すり合うも多生の縁と思いきや肘に短い針(needle)を何本も頂き、翌日戻って位置を確認しSo it’s you.と伝えています。あまり前世で結ばれていたくないサボテン(cactus)ですが、このくらいまとまるとcacti(キャクタイ)やcactusesとなるでしょう。芭蕉がこの細道を歩けば「人はcactiの過客にして・・・」となるかも。サボテンは17世紀には日本に入っていて、折って汚れ取りに良いらしく、”石鹸の作用を持つ手”というのが語源説。その「石鹸」はイタリアの地Savonaで盛んに作られ、ヨーロッパ各国でその地名に似た名で呼ばれ、戦国時代に輸入されてポルトガル語sabao(サバォ)が「シャボン」となり、「手」と合体し、シャボンテ☛シャボテン☛サボテンとなった由。その寿命(life span)は200年とも。この方は同年配か年上でしょうか?

良く知られた痛くないジョークを一席。ハリネズミ(porcupine ポーキュパイン)がサボテンを見て。Is that you, Mommy?

an 梅 tree

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近所の”梅切らぬ”庭の自由奔放イカした紅梅をスナップ。(「折る」snapに非ず) 梅は水戸。水戸で過ごした高校時代に初めて外国人と”接近遭遇”しました。まずアメリカの方は牧師で、ESSのメンバーI君、G君の紹介で数度バイブルクラスへ。次の3人の方々はインドからいらしたガラス関連の技術者でやはり英語クラブのメンバーのSさんが”発見”。有志で偕楽園を案内。好文亭、吐玉泉、そして梅園で「梅の木」をplum treesと紹介。思えばplum(プラム)は丸で別の果実(当時はその認識すら無し、現物もよく知らず)。この木にスモモは生らず。やはり花咲く木や、実の生っている現物を見せて、It’s an ume tree.とするのがベストでしょう。付け足すに、文化放送『百万人の英語』講師時代、編集ご担当のNさんから、「水戸の方は英語に堪能と聞きましたよ」。私、「そうなんですか?」。Nさん、「ええ。梅林が在る」。Ume-ade it, N-san. I wish I had.

今日の『ラジオ英会話』 すっかり長居を・・・

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恋愛脱出物語の最終回です。グレースの家で話し込んでしまったジェレミーは、I hope I didn’t overstay my welcome.(すっかり長居をしてしまった)と言います。このoverstay my welcome(私の歓待を超えて居てしまう)という言い回しは、正しくはoverstay your welcome(あなたの歓待を超えて居てしまう)ではないかと感じる方もいるのでは? 歓待しているのが相手のグレースですから当然ですが、your welcomeを使うと、「あなたの歓待には限度があってそれを超える」という含みが生じます。一方my welcomeを使うと、「私はあなたから頂いている歓待には当然ながら限度があるべきことを承知しているのにそれを超えてしまう」という気持が伝わります。いちいちyourやmyを言わない日本語は気が楽ですね。 さて、それに対してグレースはNot at all. I enjoy your company.(全然。あなたといると楽しいわ)と応え、話は何とこの瞬間から恋愛物語へ移行していくようです、Good luck! ちなみに時計に注目。恋愛脱出物語がスタートした時間との関連は?

今日の『ラジオ英会話』 ain’t

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昨日、辛い恋愛脱出物語をやっと抜け出したジェレミー君、Congrats。晴れて今日は相談相手だったグレースさんの働く店へやって来てお礼を言い、そのあと一言、Love isn’t easy. それに対してグレースがAin’t that the truth? これは疑問文の形を借りた同意表現で、thatを強め文尾を下げます。Isn’t that the truth?のIsn’tが”砕ける”とAin’tになり、そのニュアンスに苦しく迫れば「そういうこっちゃないですかねぇ」。グレースさん用に「ほんとよねえ!」 としました。このain’tは、am notの短縮形として生まれ、aren’t、haven’t、hasn’tなどの代わりをすることもあり、文法的に「非標準」とされています。ただ、「標準」を知っているネイティブが使えば、文法破りをする意気込みが、次のような決まり文句に現れています。Ain’t She Sweet?(「いい子じゃないか」 歌 ジーン・ビンセント ビートルズ)、It ain’t over till it’s over.(終わるまでは終わっちゃいない ヨギ・ベラ迷言)、You ain’t seen nothing yet.(こんななぁ序の口、あなたはまだなんにも見ちゃいない ウィル・ロジャーズ名言)。以上、「ちゃ」や「じゃ」で処理していますが、東京弁風でない弁で適切に迫ってみてはいかがでしょう。以上、人生わかった風な響きの出ることがあるain’tですが、ご紹介したような市民権を得た決まり文句を使うのが安全。「意気」と「粋」を感じさせるグレースさんの一言でした。

今週の『ラジオ英会話』  Jeremy’s Epipahny

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今週は恋愛脱出物語の最終週です。テーマは「ジェレミーの開眼」。epiphany(開眼、自己啓示)は、Merriam-Websterのオンライン辞典に、a moment in which you suddenly see or understand something in a new or very clear wayとあり、「突然重要なことがひらめき分かる、その意味が突如現出する」ということ。彼はI realized that I was inviting drama into my life.(僕は自分の人生をわざと難しくしていたことに気付いた)と告白します。invite dramaは、わざわざ難題を抱え込み劇的に悩むこと。悩みの果てにこうしたことに気付いたのですから、心の平静を取り戻すのは時間の問題ですね(個人的には木曜日に解決するような気がしてなりません)。今日のダイアログはShowdown in the Park「公園の対決」。ちなみにEpiphanyと大文字で表すと、1月6日のキリスト教行事公現祭。クリスマスから数えて12日目The Twelfth Dayとも呼ばれ、東方三賢者がキリストの許へたどり着いた日であり、キリストの劇的な出現の日とされます。またこの「エピファニー」の別名が「ティファニー」Tiffanyで、さらにこの日に生まれた女性にもその名が付けられ、後にそれが苗字にもなり、「ティファニーで朝食を」の店の名は創業者の苗字とのこと。