『オズの魔法使い』のビデオカバーとtheとofについて

映画The Wizard of Ozの60周年に合わせて1989年に出たビデオです。私がこれまでで一番よく見た映画です!

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娘が最初に話した日本語は「き」で、私が抱っこしながら松の木を指さして何度も言っているうちに「き」ました。その頃からこの映画を娘とカミさんとで何度見たことか。劣化のすさまじさからも分かるでしょう。何しろfamily movieのチャンピオンですから、当然と言えば当然です。私は100回は見ています。Blade Runnerも、2001:Space Odysseyもこれには負けます。flying monkeysのこわいこと。魔女のI’ll get you, my pretty, and your little dog, too!のこわいこと、I’m melting!と叫ぶ魔女のこわいこと。英語圏の人々は大人も子どももこわがりつつ血湧き肉躍るこの大冒険活劇で育つわけで、カミさんがこれを購入した理由も明白。

ちなみに、左の画像の題名の部分ですが、機能語のTheとofがものの見事に小さく細くデザインされているのがわかるでしょうか。内容語のWizard とOzの大きさとの差は歴然。タイトルのデザインはこのような処置を施されることが大変多く、機能語を弱め、内容語を強める英語の読み方の科学に一致。

「ズウィズードヴァz」

のように発音されます。

一息5回言えればOzome!

(Awesome!と掛けております)