サンフランシスコの霧と水

四季を通じてIt’s sweater weather through the year.と言われるサンフランシスコでは、夏もセーターやカーディガンが欠かせません。

The coldest winter I ever spent was a summer in San Francisco. (私がかつて過ごした冬で一番寒かったのはサンフランシスコのある夏であった)

この言葉は夏にこの町を訪れたマーク・トウエインがものしたという説があり、実際には不詳ですが、サンフランシスコと言うと、通常I Left My Heart in San Franciscoという市歌、そしてこの迷言?が思い出されるようです。

これは、国定公園ツアーの帰路、近隣のサウサリート市から見たSFの夕景。冷たい霧が町全体を覆い始めています。

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これはその40分ほどあと。SF市内に戻り、車窓から金門橋を見たところ。

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この日は大変珍しい快晴でしたが、霧は必ずやって来ます。https://en.wikipedia.org/wiki/San_Francisco_fogに科学的説明があります。

翌朝、これも大変珍しく、雨が夜間に降り、B&Bの前の車が濡れていました。

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ドライブウエーも、B&Bのオーナー、ナンシーさんのバラも。

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車道も濡れています。空は雲もあるでしょうが主に朝霧です。

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SFはdrought(水不足、干ばつ)の町でもあります。霧以外の水分がなかなか降りて来ない。Muir Woodsの小川の流れも豊かとは言えません。樹齢2000年、80m近いredwoodの木々がほこりにまみれて生き残っています。

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節水はトイレにも及び、その心得が4行詩になっていて、市民は皆知っています。ライムスキームはAABBです。

If it’s yellow,
Let it mellow.
If it’s brown,
Flush it down.

mellowは「円熟させる」、flush downは「流す」で、あとの解釈はお任せします。

町の通りにある草花もdrought tolerant(水不足に強い)ものが好まれ、娘の通う州立大のキャンパスには、こんな断り書きががありました。

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Planting these drought tolerant plants will save us 20,000 gallons of water each year.とあります。約7万5千リットルの節水になるとのこと。

通りにも枯れた木や切り株が。代わって周りにカクタスがグリーン色を添えてただのサボってんではないと元気。

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ところで、水道水(tap water)は飲めるとのこと。実際、市民はペットボトルにそのまま入れて飲んでいます。

一応まとめのコメントとしては: Water town.

 

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