1985年に書いた企業向けの通信講座「ただいま英業中 売場のやさしい英会話」(英検)が21世紀向けに改訂され、過日、産業能率大学で講演がありました。専用ゴーグルで画面を見ると外国人客が3Dで迫るという楽しくも恐ろしい仕掛けも付いています。
「売場は国内の国際化の最先端」と締めた前書きは21世紀になっても変わらずありました。顔も変わっておりません。
海外では、ある店に望みの物がない場合、They might have it at XXX. と、ありそうな店を教えてくれることがよくあり、それもMay I help you?のhelpなのだなと思うことあります。それが自店を覚えてもらうことにつながることにもなるわけです。また、日本では、客のあとを追うように動く店員さんも少なくありませんが、これはshoplifter(万引き行為者)を警戒していると誤解されても仕方がありません。売場もなかなかやっかいなので、「英業」は英会話と異文化対応の基礎basicsが重要。私の「話学」も役立ちます。BASICSにはABCが隠れていますね。