比較的わかりにくい比較級表現

Kids are getting older younger.

 olderとyoungerの並び具合が悩ましい文です。

 種を明かせば、

  Kids are getting older at younger ages.

 at younger ages「今までより若い/小さい年齢で」を副詞的にyoungerと1語で表しています。「(最近の)子どもは大人っぽくなるのが早い」。昔から言われてきたことかも知れませんが、この時代にもよく当てはまりそうです。

 話はみなとみらいに飛びますが、ちなみにこの家族の子どもたちは、そのような風情は漂わせていないような気もします。

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「美しき家族」@みなとみらい

 ビルの守衛らしき方が近くにいらしたので、「親父さんがいませんね」と言ったところ、「忙しいんでしょう」という見事な答えが返ってきました・・・。よく考えました。結果、ひょっとしてですが、この母子と犬はポーズをとっていて、それを写しているのが親父さんであるという結論に至りました。親父は私だったのです! というわけで、もしそうならなかなかうまいなあ。これはこの彫刻家の”親父ギャグ”であるとまで言ったら失礼に当たるのかも知れませんが。

ボタンユキちゃん

ペットの名前は様々。「ラジ英」ではDoeさん一家シリーズにSnowy(ユキちゃん)という猫が登場します。これは真っ白な猫に与えられる名です。

私の娘は今オレゴン州のsnowy(雪深い)な町を訪れていますが、そこから一枚の画像を送ってきました。車のフロントグラス(windshield)に積もった雪に彼女が描いたものです。

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雪の降る地の雪で出来た雪白の猫。まさにSnowyですが、言語遊戯が好きな娘のために、雪重ねのこの猫を、「ボタンユキちゃん」と名付けました。

英語では、large/big snow flakes と雪片を呼ぶあたり止まりのようです。

考えてみればsnowflakeからpeony(牡丹)へというステップは日本語ならではの大跳躍なのかもしれません。ちなみに中国語では「鹅毛大雪」(ガチョウの羽根の大きな雪片)という名もあるようです・・・。

撮影スタジオで

ビジネス英語教材の撮影の模様です。遠山モナと共同で書いたものに出演しています。ビジネスパーソンの”役”に見えますか。

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次は見事な生き方を見せたスーパービジネスパースンSteve Jobsの言葉:

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.(あなたの時間は限られている、だから無駄に他人の人生を生きることなかれ)

と引用した私はこの役の人物の人生をしばらく生きるわけで、無駄にならないよう頑張らねばなりません。

 

札幌の夜の模様

先週の札幌市での吉村亮治さん主催のムーンライトハニーの会での講演の模様です。「の」が多いなあ。私は「の」が大好きです。祝詞を聞きながら「の」を数えるのが好きです。ワグナーの「双頭の鷲の旗の下に」が「双頭鷲の旗の下に」より好きなのも和訳の「の」ののりが良いからで、ワープロソフトがすぐ<「の」の連続>というメッセージで直そうとするのを私は甚だ遺憾に思っています。それはともかく、100分話し、15分Q&Aという、おしゃべりの講演者には楽しい夜になりました。ラジオのこと、私の学び方、レベル別に私らしいアドバイス、吉村さんから頂いた3つのお題を律儀に守り、よいタイミングで新刊を紹介できたのも僥倖でした。皆さん、良く聴き、良く練習し、良く笑い、私の標語のようでした。吉村さん、ありがとうございました。

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熱心な講演者に勝るとも劣らぬ熱心さに満ちたご来場の皆さん

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大学教員の森田さん(左)とジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長の浦島さん。北海道の強力なPRメン!? 二人共長いお付き合いです。やはり大学教員の岡部さんや~い。

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イタリアンのパーティー会場で。主催者で「百万人の英語」も聴いていたと仰る札幌テレビの吉村さん(左)と出張されたNHK出版編集部の宮川さん。新刊でも宮川さんには大変お世話になりました。ノンアルコールビールで私もすっかり出来上がっています。

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最後にパーティーへ参加された皆さんと記念撮影を。元気頂きました。指の饗宴!指quitousなサインが・・・。

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おまけ: 翌朝。前夜の美味しい食事でふくらんでおりますが、来年10月に予定されている帯広のジョイ・イングリッシュ・アカデミー40周年の目玉のひとつ杉田さん・大杉さん・遠山の鼎談などについて語り合いました。前夜祭にはジャズピアニストの演奏で1曲歌うという約束も取り付けました。破らないでね、ありがとう。何にしようか思案のし処。The Way You Look Tonightかな。Someday when I’m awfully low and the world is cold, I will feel a glow just thinking of you and the way you look tonight.   いつか私がひどく落ちこんで、世間の風が冷たいとき、私はぬくもりを感じるのです、あなたと今宵のあなたのスマイルを思って。[一部意訳あり]

皆さん、Thanks a million for your smile! 吉村さん、Stay forever young!

新刊『ひと息でSay It!』が出ます

毎日ラジオ講座のSay It!コーナーで、私独自の「ひと息トレーニング」を全国の皆さんと共有できるのは大変嬉しいことですが、この度一冊の本にまとまりました。「リンクする」、「基本リズムを身に付ける」、「カタカナ語を英語らしくする」、「言ったつもりでこらえる、をマスターする」、「言いにくい音を攻略する」などの項目に分かれた練習帳で、CDで次々にテンポよく練習することができ、英語を読みやすく、言いやすくします。3名のやり取りもあちこちに滑り込ませてあります。11月14日、書店で手に取ってご覧下さい。

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「ラジ英」の皆さんと

番組が賞を頂き、お祝いの会があり、関係者が一同に。モナ遠山のみ風邪気味で失礼をしました。

Work hard. Party harder. というエネルギッシュな人生のスローガンもあるけれど、私にとっては程良い楽しき時でした。
皆さんの協力で出来た新刊の見本も姿を現し、double celebrationでした。

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Halloween Night

ケルト文化では、すべての「聖人」hallowがやって来る「万聖節」の前夜evening、略してe’enには、魔女が大挙して現れるとされ、All Hallows E’en「万聖節前夜」がHallow-e’enとなり、現在の表記となった由。

一昨日は4時半頃から8時近くまで、近所に150人ほどの子どもやヤングアダルトがやって来ました!
Trick-or-treat!やTorickoo-or-toleeto!という元気な声に包まれて楽しい晩でした。

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ドアを開けると、階段で怪談「MUJINA]を語るむじながいる、という凝った趣向は、ビジターが怖がる、むじなが疲れるという理由で没になりました・・・

IMG_0862 「むじなお帰りを・・・」

A badger telling The Badger, a scare story, in the scairtase…?

 

杉田敏さん大杉正明さん浦島久さんと

来年10月、北海道帯広のジョイアカデミーで行う予定の鼎談の打ち合わせがありました。集合したのは、主催者の浦島久さん、NHK「実践ビジネス英語」の杉田敏さん、元NHK「ラジオ英会話」現在「ラジオ深夜便」の大杉正明さんと私の4人。19年前にジョイの20周年記念に鼎談をした同じ面々が来年40周年記念で再びという企画。言葉遊びの堰を切ったのは大杉さんで、そのあと杉田さんと私、それを暖かく見守る浦島さん、という構図は変わらず。楽しい会でした。
 英語の格言に
  Two is company. Three is a crowd. (2人はまとまる、3人は割れる)
がありますが、それは当てはまらず、かつ、
  Four is a party.
でした。

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浦島久さんのブログ:http://www.joyworld.com/blog/