海岸で見かけた次のサインのIF IN DOUBTのフレーズで始まる文をよく見ると・・・
(岸近くで崩れる波ショアブレークの注意)
(潮流注意)
洗濯機に白い洗濯物を入れると、原色の物が混じっていて、色が移るかなと心配すると、もう一人が When in doubt, leave it out.(迷ったら外に出しておけ)なる知恵の定型表現と一緒にそれを取り出す。これは映画で見たのか、現実だったのか、両方か・・・。それはともかく、大事なのはdoubtとoutが韻を踏んでいるところ。
When in doubt(ちがうと思ったときは)やIf in doubt(もしちがうと思えば)という出だしのフレーズは、まとめて「迷ったら」と意訳することにして、これをdoubtと押韻して締めくくる伝統があります。
海岸のサインのgo outは、海へ出て行くというニュアンス。DON’T GO OUTで「外に出るな」、「デートするな」など、広い意味で使えそう。その他、使えそうなものに、
When/If in doubt, shout.
When/If in doubt, get out.
When/If in doubt、take it out.
この押韻パターンは、1874年初出のWhen in doubt, do nowt.(迷ったら何もするな)にも見られる。
押韻しないものもあって、
When/If in doubt, don’t. (迷ったらよせ)[ベンジャミン・フランクリン!]
When/If in doubt, punt. (迷ったらパントしろ) [アメフト、ラグビーなどのイメージ]
When/If in doubt, bring in relatives.(迷ったら親類を入れろ)[会社経営に]
When/If in doubt, mumble; when in trouble, delegate; when in charge, ponder.(迷ったらはっきり話すな、困ったら人に委せろ、責任者になったらよく考えろ)[出世階段クライマー?]
ピタリの状況で言う、状況にピタリと当てて言う、新手を作る、この3種の楽しみ有り。独り言もOK。
ライムしたい場合、押韻辞典を使って考えてみては。例えば:
http://www.rhymezone.com/
冷たい雨が降りそうな寒い朝、この散歩者は既製品で独り言: When in doubt, don’t go out.