Stop Bugging Him! エイフィッドの朝 

今朝見ると、aphid「エイフィッd・アブラムシ(ゴキブリではないほうの)」がスズシローに付いていた。なぜ室内の大根の花の茎に付くのか。Where did they come from? Will they return?と「古代の宇宙人」のような問いかけも自然に出るほど不思議だ。ウイルスのように、大元の根にいたのだろうか。何はさておき指で潰す。語源をチェックすると、子供が潰したものを髪に付け、髪油のように光るぞ!と遊んだという説。そこへ持っていくのかと感心しきりです。虫の総称bugは「誰々をいらいらさせる 誰々につきまとう・うるさくする」といった意味もあり本日のタイトルへ。

蕾と見分けにくいbugs。

すっきりスズシロー。↡

万葉集より

かみつけの 佐野の茎立 折りはやし 吾は待たむゑ 今年来ずとも

かみつけ(上野、しもつけ下野でなく)の佐野の菜は、薹(とう)が立ってしまったが、 私はそれを折って切って待ちます  たとえ今年あなたが来なくても

なんだかスズシローと薹立ち(くくたち)が重なってきた。
そのときが来れば、味噌汁にと思っているが、名まで付けてしまうとなぁ。

栃木県佐野市は周辺の地域と共に現在も菜種の生産で有名という。

turning a new leaf? 

次の・新たなページをめくる? というタイトルですが、大根すずしろうの葉に飽きたのではなく、野菜ジュースを作る際に入れ残したほうれん草の葉と、ゆでたサツマイモの残りものを一枚の皿に置いたところ、色合い等気に入り、両者をレイアウトした次第。食べるものや飲むものの好みが、太古に戻りつつある証拠ともいえる。スパゲッティとマカロニの時代に育ったので、近くのトラトリアの前に展示されたメニューのイタリア語の海に溺れそうだ。
 Don’t play with your food.という声が聞こえそうだが、今日明日には食すつもり。Food waste.ではない。心配無用。Just leaf it to me, man.です。

今日のクロスワード 同音異綴3語を問う

NY Times The Mini

3つの答えに跨がるカギはそれほど多くはありません。これはAwesome!。
homophoneは「同じ音」と直訳できますが、意味としては「同じ音だが綴りの違う単語」、日本語訳は「同音異綴語」(どうおんいてつご)です。
まずこのカギで道を整え、1 Across(ヨコ1、Across 1でなく)の答えはウエブページ=サイト。そのあと、 1 Down(Down 1でなく)は、

五感のひとつ、「視覚」sight。そして5 Downが、

「脚注にあるクレジット」で、CITE(引用・言及・出典)を指します。

発音は「ハームッオウn」(米)「ホムッfウウn」(英)、その他諸々。

問答富葉 No ifs, ands but buds!

ウェブスター・オンライン辞典より
no ifs, ands or buts about something
—used to indicate certainty
例文として:
As far as I’m concerned, she’s the most qualified candidate,
and there are no ifs, ands, or buts about it!
私にとっては、彼女が候補者としてベストで、
それについては「もし」も「そして」も「しかし」もありません。

今日も伸びる写真の大根スズシローに対するタイトルとして、このイディオムのor buts部をbut buds(芽・蕾のみ)としました。また日本語訳によくある「問答無用」の「無用」を、ifやandやbutと毎日考えてしまう私への戒めとして、よりポジティブに変更しました。

イディオムを、身近で個人的な物事に関して使うと記憶に残すことができ(ることもあり)ます。

今日のクロスワード カギにある「?」の意味

NY Times The Mini

疑問符がカギの最後に来た場合、それはIt’s not as it seems.「外見とは違う」というシグナルです。

「家まわりで着られるコート?」

ここでは「コートを身に付ける」という文字通りのイメージとは違いますよ、というサインです。
around the houseには「家まわりで」。

「put onされるコート」というのは、衣服のコートのほかに、「put on(塗られる)されるペンキの1コート」というイメージがあります。重ね塗りすることはput on the second coatです。「コーティング」のように日本語化しているようです。

自宅の内外の壁などにペンキを塗るという習慣のない私たちには、思い当たるのが難しいカギです。

super moon rising

昨日はfull moon eveでしたか。大根もスーパームーンを仰ぐなり。

スズシロー、ガンバレ。おこぼれで月光を浴びていると先ほどまでの猛烈な眠気が取れてしまった。

だが待てよ。あの窓を通して輝く光は何。方角は東、ジュリエットは太陽。上れ麗しき陽よ、そしてねたみ深い月を殺めよ・・・
But soft! What light through yonder window breaks? It is the east and Juliet is the sun. Arise, fair sun, and kill the envious moon ….

と太古、弱強のリズムで覚えたこのセリフ。先輩から借りたRomie and Julietのレコードを何度も止めては回すごと、針を同じあたりに落とすたび、罪悪感が押し寄せた。CDはそういうこと無し。
この場面で出ている月はジュリエットの輝きに負けてしまう。ただ今日のスーパームーンはジュリエットが月でもよいくらい明るい気もする。

 窓辺より 清白と仰ぐ スーパームーン 道もいらかも 雪化粧なり

Root-ing for ya!

根を上げてみた。透明な根のようなものが元の根の上にいくつも出来ている。これで大根らしからぬ茎を支える算段なのか。このまま倒れるのかと思っていたが。本気で木になる気なのか。その折には清白樹(スズシロジュ)としようか。正直これでどこまで行くのだろうか。語呂合わせの種も尽き始めたというのに。先を考えるのはよそうか。

葉と茎の接点を葉脇(ようえき)axilと呼ぶという。
各所のaxilから蕾のようなものが出て来ている、天辺だけでなく。
蕾だとすると、それはaxillary budという。budだけでNot bad.だろう。脇蕾(えきらい?)とネットにあるが。
芽だと脇芽というらしい。それも英語ではbudだろう。

脇芽も振らず生きている (やはり出た)

鶴文乃さんの本がテレビ番組に

長崎で被爆され、詩と物語を書き続けていらっしゃる鶴さんから「いっしょうけんめい きょうまで生きてきたと!=長崎県立養護施設“向陽寮の元寮生の手記」がきっかけとなって、テレビ番組が作られ放送が決まったというお知らせを拝領。以下その一部を紹介します。

(鶴さんの本が)「NHK長崎の女性ディレクターさんの目に留まり、それがきっかけでこの度番組が出来上がったそうです。長崎では、すっかり「向陽寮」の事が忘れ去られていたものですから、もう一度故郷の人々が記憶を取り戻し、あの不幸な出来事を繰り返さないよう努力してほしいと願っています。また今子育て中の方々、女性の生き方には参考になるかと思います。

*「こころの時代 戦争孤児の母になる 餅田千代」
 放送:5月2日、午前5時から6時 再放送:5月8日午後1時から2時、Eテレ。

餅田千代さん(1910~1991):戦災孤児施設「向陽寮」の初代寮母。