ときめくもの

整理整頓tidying upのアドバイザー近藤麻理恵さんが英語島でも話題になっていた。

Keep the things that spark joy. ときめくものはとっておく

これが合い言葉になっている。「喜びの火花散る」か・・・。それが、部屋整頓中の自分の助けにもなるかもと思って帰国した私の前に引っ越しの度にトラックに積まれる開かずの段ボール箱たち。それらを開けている。 と、出てきたのが1963年に見に行った『駅馬車』のプログラム。日比谷映画。ジョン・ウェインである。 アメリカの俳優の中で最も短い名前で覚えやすいのも人気の一因だったのか。そういえば、英国ハマープロダクションの怪優Christopher Leeには、映画館に足繁く通った高校時代にお世話になったが、10年ほど経って、知人のお子さんが彼のことをクリスト・ファーリーと呼んでいたのはかわいらしかった。長い名は大変である。これがそのプログラム。

そうか。高倉健とジョン・ウェインを比べたことがあったが、この面構えは健さんだ。そういえば高倉氏は『駅』という映画にも出ていたな。それはともかく、この映画を見に行ったぼんやりした記憶にときめいて、日比谷映画の名にもときめきのときとなり、このプログラムはIt’s a keeper.である。もうひとつ。ナタリー・ウッドのこれ。

も同じ理由でキープ。『ウェストサイド物語』よりあとだけれど、個人的にはこれが最初に見たミュージカル映画。ロザリンド・ラッセルの歌うEverything’s Coming Up Rosesも印象的で、それが超有名な芸能界賛歌で、かつイディオム表現であることを光年直り後年に知った。その歌の最後。

And nothing’s gonna stop us ‘til we’re through! Honey,

Everything’s coming up roses and daffodils!

Everything’s coming up sunshine and Santa Claus! 

Everything’s gonna be bright lights and lollipops!

Everything’s coming up roses for me and for yoooooou!

2 thoughts on “ときめくもの

  1. ときめく素敵なイディオムですね(調べました)♪
    私も、ときめく、ときめかない、と声に出しながら、本や服の整理中です。
    どう見てもときめかないけど役に立つ日がくるかも?などと、奥の方にしまっていた物も、今回は処分できそうです。ありがとうございます!

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