役立つかどうかは別として発見の日々止まず。
これは二徳鍬(ニトクグワ)。30歳近い。英語にtwo-way hoe(二通りの鍬)の名がある。鍬(hoe)と鋤(fork)の2つの機能があり、hoe forkとかfork hoeというコンビの名もある。片手で雑草取りweedingに良い。名前に「手持ち」を入れればhand hoe fork、hand-held fork hoeなどとなる。

別名に烏賊鍬(いかくわ)がある。
なるほど、しみじみと眺めれば、鍬を烏賊の頭に、鋤をその脚に見立てた命名らしい。これが
ika hoe
という英語訳で出回っている姿に遭遇。それがわからずチェックしたことが今回の話につながったわけですが、強気の命名。この英名は人口に膾炙しているわけではないようだが、発音は「伊香保ゥ」と最後に「ゥ」を加えて威勢よく「イカホウ!」と正しく発すれば、ハワイガーデニング協会の協賛が得られるかもしれない。
ついでに遭遇したものが
という強気な命名で立派。標準はrakeで、こちらは日本名がイタソゥ!という感のある「熊手」。