キシャの旅

弟妹を訪ね、免許書き換えも含めて、ロサンゼルスと中西部間を空陸で旅したカミサンからの画像です。帰路の陸の旅は豪華で安価とのこと。ぼくは未だに「キシャ」という単語を使う癖があり、笑顔になってしまうけれども、いつかこのキシャの旅(食堂車を含む)をと思うようになってしまった。(^_^) 

キシャで思い出すのが、デンバー発の「汽車」で起こる男女のほろ苦い再会を描いたオー・ヘンリーの短編Hearts and Hands(1902)。ヒッチコック監督のStrangers on a Train(1953 )はディーゼル機関車の見知らぬ乗客二人を巡るスリラー。ボブ・ディランの”Slow Train”(1979)、よく聞いたな。再訪するに、いつもながら大事なことを歌っていたのだな。カーブをゆっくり曲がってやって来るキシャの意味を改めて噛みしめれば歯こぼれが。

All that foreign oil controlling American soil
Look around you, it’s just bound to make you embarrassed
Sheiks walkin’ around like kings
Wearing fancy jewels and nose rings
Deciding America’s future from Amsterdam and to Paris
And there’s a slow, slow train comin’ up around the bend

People starving and thirsting grain elevators are bursting
Oh, you know it costs more to store the food than it do to give it
They say, “Lose your inhibitions
Follow your own ambitions”
They talk about a life of brotherly love; show me someone who knows how to live it
There’s a slow, slow train coming up around the bend

花たち

帰国すると花瓶の百合はこのとおり。

庭を見るとまだあった! ユリカ! 

さっそく花瓶へ。

Yesterday-Today-Tomorrowを見ると、新しい小枝にたった一輪咲いている。 
先月の満開のあとの現在は、ルーキーがちらほら入団ということか。

Baby is being crazy!

Riki(3歳)が、泣きじゃくっているMorina(1歳)のことをそう言ったの、と母(娘)から報告がありました。
  妹を固有名詞的にBabyで呼ぶのが、Riki君の最近の傾向なのは我々祖父母も知っているのですが、主語の性格を表す<主語+be+形容詞>でなく、現在観察できる範囲に限定する<主語+be+BEING+形容詞>という、ひとつの心遣い文型が使えるとは! と、皆で驚いた次第。
 

Testing theories every day

一日に1時間のビデオやブックリーディングなどの疑似体験で得た「かもしれない」的理屈を実際に親に試してみる。毎日増え続けるセオリーをテストしては確認しているのだろうなと思うと、これはもう、Riki君・Moriちゃん応段団に入団するしかありません。これ、外国語楽習のコツにも通じます。

The Independence Day

独立記念日の早朝。行ってみたところやっていた!
ショーウィンドーには大クッキーにクロワッサンを巻いて焼いた商品。

その名もCrookie!はcroissantとcookieの混成語。
crooked(クルケd)「折れ曲がった、ひん曲がった」を思わせる。

今日は静か。シェリフが銃を腰にコーヒーを待つ。

1920年代あたりから同じデザインの市電やバスの停留所も静か。

The Dehydrated Fire Hydrant 消火せん消火栓

このfire hydrantは逃走車が歩道に乗り上げてぶつかり水をほとばしらせるアクション映画のシーンでお馴染みかもしれない。1月のロサンゼルス大火では町の消火栓が空っぽで用を為さなかったのが延焼の大きな原因のひとつだった。resavoir貯水池も空で、あたり一帯カラカラ状態だった。ただ、このカラ・バサスという、思えば不吉な名の町には、たまたま火の手が届かず、命カラカラ避難した娘の家族は、辛くも無事帰宅することができたのだから僥倖であった。blue stateと呼ばれる民主党のこの州が水色の州とは皮肉。市長も知事も責任をとらず、再建の槌音がからっきし聞こえないのも、これからと言われればそれまでであるが。まあ、この町のあちこちの消火栓は心配せんでええからと言っているように見える。

ちゃんと水分とってる? Keeping hydrated?

夕陽の用心棒

ピスタチオブーム

早朝から開いているカフェPhilz Coffeeへ。6:00にスタートと早い。
ショーウィンドーのクロワッサンピスタチオなるものが目に入る。柄にもなく妙に心惹かれていると娘がこれは美味くて人気だと言う。
口切り一杯のコーヒーの伴奏でパリパリと音を立てれば評判通り! 一挙にファン。自分には珍しい。まぶされた砂糖がいいのか。これは半分食したあとの様子。コーヒーの量はやや減ったまま。(ピスタチオ入りの「ドバイチョコレート」も人気らしい、ここにはないが。)

pistachioの発音
英語: ピスタァシオゥ
伊語: ピスタァキオゥ
和語: ピスチオ

croissantの発音
UK: そん
US: 桑さーん
仏: 子は村 

Wheeeeee!

Wheeee!(ウィーー!)は喜びや興奮を表す声。
ソレーッと滑り台を降りるとき。遊園地の乗り物や車などが速度をグンと増したとき。子どもを高く持ち上げたり放り上げて遊ぶとき。体を回転させながら。”飛行機になった”とき。回転椅子を回しながら。子どもを滑り台の上から滑り降ろしながら。皆で一斉にソレーッとどこかへ向かったり、なだれ込んだりするとき。ホースで水をジャーッとかけるとき。
子どもらしい音ながら、大人が子ども気分でお茶目に使うこともよくあります。

愛+花

異郷になじみの花があると安心する。この町カラバサスはアガパンサスとバラがテーマの住宅地で、特にバラは白バラを主に、そこここに植えられている。量的には劣るものの、アガパンサスもこの時期、ブルー、時に白の花が、元気だ。このお馴染みの

@Arnold Schwarzenegger Park

アガパンサスは、アガペ(愛)+アンサス(花)というなんとも立派な合成語の長首小青百合咲耶草。
(別称「ナイルの百合」lily of the Nileは複数がlilies of the Nile。南アフリカ原産でAfrican lilyという名もある。)
agapanthusの複数は
 ①そのまま
 ②agapanthuses
 「サボテン」のcactusは複数cactiがよく使われているから、こちらもアガパンササイかというと、そう楽には応用できず、サボッテンじゃありゃせんわいなと声がする。
 拙宅にも移植したものがあり、まだ元気なブルーズを奏でているだろうな。