ビートルジュースの爆発

と言っても名優マイケル・キートンとは関係のないお話。

オリオン座在のベテルギウス星は英語発音が「ビーtlジューs」のようになる。人類の未来は昆虫食が救うというが、できれば飲料だけは遠慮したいが閑話休題。このベテルギウスの奇態な綴りBetelgeuseは、クロスワードの答えにさえ使いたくないほどの物凄さだ。ちなみにOrionの発音は「ウrアイユn」的。

ETYMOLOGY ONLINEから有り難う。
alpha Orionis, bright reddish star in the right shoulder of Orion, 1515, from Arabic Ibt al Jauzah, traditionally said to mean “the Armpit of the Central One” (with this arm he holds his club aloft), but perhaps more accurately “Hand of al-Jauza (Orion).” Intermediary forms include Bed ElguezeBeit Algueze.

というわけでこのクワガタ汁はオリオンが棍棒を振りかざした右腕の脇の下に在る。「中心なる者の 腋下」という意味なのか、ArmpitとはBrad Pittもご存知あるまい。

小学5、6年だったか、K先生宅の2階は畳部屋の塾に座して英語のスペルや植木算を教わったあと、友だちと帰る途中に見上げた夜空。カシオペアのWやオリオン座の三つ星。それから何百年も経った今もあの星座は健在だ。結構東京は星が見えた。大熊小熊のひしゃくも勝手にいくつも作れたものじゃったぞ、角さんや。
赤い超巨星 red supergiant starと呼ばれるこの腋の下星。和名に平家星があるというが、小生三つ星に気を取られていた。
一方、源氏星もあり、これはオリオンの左足にあるリゲル星。Rigelと綴り英語発音は「rアイジョー」。語源はこれもアラビア語で「足」。

源氏星は一等星 first-magnitude starである。ということは白く光る。
平氏の赤旗、源氏の白旗に合わせた命名という説あり。その平家星が爆発死滅してsuper novaとなるという。平家系の方々は危惧と涙なくして見上げること能わずか。

星の間に線が付いていればなと、怠惰と向学心に燃える小学生は思ったものだが、英語島の夜空を見上げるたびに、今や学のなくなった小生もそう思のじゃよ、助さん。

三つ星に関しての豆情報が以下Wikipediaより有り難う。
沖縄では、オリオンのベルト部分にあたる3つの星を「黄金三星」(こがねみつぼし、クガニミチブシ)と呼び、神が住む星とされている。

やはりオリオンこそ夜空の中心なる者なのかな。オリオンビールもあることだし。

これもWikipediaより有り難う。
巨人オーリーオーン(オリオン座)は海の神ポセイドーンの子で優れた猟師だったが、「この世に自分が倒せない獲物はいない」と驕ったため、地中から現れたさそり(さそり座)に毒針で刺し殺された。その後オリオンとさそりはともに天にあげられ星座となった。ゲルマニクスは、オリオン座は冬の間、空高いところで威張っているが、さそり座が東の空から上るとこそこそと西の空に沈む、としている

古代ギリシャには都市の数だけ、谷の数だけ神話があったと聞いたことがあるが、よくもまあこれだけ線を引き散らしては自分のとこのネタでもってみんなの夜空を勝手にまとめてしまったものだのう、そのエネルギーたるやのう。

ビートルジュースがらみのことは、オリオン見てまたお話したく。近々に。

忘却とは

Absent-minded Professor jokesは、物忘れ教師を面白く描いた大ジョークジャンルのひとつだ。ただボーッとしているのではなく、別のことを考えているから忘れる、というところが味噌だが、何を考えているかは語られないのが常だ。家に帰って外猫にキスしてカミサンを外に出すといったものだ。

今朝のこと。市場で花とジャコとリンゴを買っての帰り道、モノレールを降りた横のコンビニで最近はまっているものを買う。「天国」の名が、よ、いかすぜ、だからだ。レジの若者に小銭を数えてピタリ、渡してきびすを返すと、お客さん、あの商品! の声で、ああそうか、商品わすれちゃぁ・・・とドッtドッtドッtで文を終えてポケットに入れて家へ向かう。

道中、ああ、ボーッとしちゃってもう、と自戒するや、あんたあのときカーペンターズの店内音楽聴いてたでしょう、という声というか何というか。あ、そうだ、タイトル忘れたが、ちょうどJust like me they long to be close to you.の歌詞無しのメロディーに合わせて頭の中で歌っていたっけ。戻って若者に、あのさっきね、実はぼくはカーペンターズのね・・・と説明したり歌ったりするのは物狂おしいし、ボーッとしたおっさんでいいやと思いやめた。近頃あきらめが早くなったぜ。

エレベーターミュージックとかミューザックとか言われるあの音楽群。天国もあんなのが流れているのかな。私にはこの地上の天国のほうがいいぜ。

タイトルは大仰。ボー却くらいがよいか。
忘却とは・・・『ブレードランナー』のロイ・バティ最後のセリフが美事。

雨雲太郎

今夕の空

昨日だったか晴れたベランダに出て立ちすくんでしまったのは夜間に降ったらしい雨が残っているサンダルをつっかけた靴下がじわじわと濡れてきたからだ。サンダルは素足がベスト。

Pet peeveという頭韻のイディオムは、個人的に何とも嫌で嫌でイライラする対象物のことを指し、誰にもいくつかあろうと思うし、ぼくのようにWet socks are my biggest pet peeve.という方も多いのでは。 「濡れ靴下」、ああ、これをイディオムにすべきだと思うほど。「濡れ」と言えば・・・

「濡れ毛布」のa wet blanketは、場を盛り下げる人という意味のイディオム。燃えさかる火にかぶせてそれを消すというイメージ。Not to be a wet blanket, but it’s past midnight.と言って楽しい会合に水を差す。

イディオムのステータスまでにはまだ間がありそうなのがJohnny Rain Cloudなる表現で、a wet blanket と同じ意味で使われ始めている。

毛布より遙かに大きなこの雨雲太郎は、Not to be Johnny Rain Cloud, but the restaurant you guys are talking about is closed. I mean it’s gone.などと、日常会話の空間にじわじわと広がっている。現在はまだJonny rain cloudと、一部小文字の扱いさえ受けることがある。Not to be JRC, but… などと頭字語でも言えるような存在になってもらってもよいような気がしないでもない今日この頃・・・

晴れた朝 ベランダに出て 立ちすくみ
濡れ靴下で知る 昨夜の雨を

On a sunny morning
Out on the balcony
I froze
My wet socks telling me
It had rained last night

Parody Haiku

冬の海 ひねもすのたり 波乗れず

Upon the winter sea
Floating on, awaiting on
Waves that never come

あの海のあまりのフラットさに驚きつつ何枚もカシャ
何千年もの昔 大学一年の夏に行った鷲羽山の静かな浜を思い出す
あのとき果たして辺りは無人ではなかったか!?
小魚の群れが岸辺で跳ねて光っていたあの浜はまだ健在なのだろうか

ラスベガスのトンネル1本開通で来るべきものが2本来る

技術者で企業家のElon Muskの掘削会社 The Boring Companyが、ラスベガスの地下交通網建設目的で作る2本のトンネルのうち1本を完成した。

同社は開通の模様を Breakthrough! と題してツイート。
このタイトルは「快挙」と「壊して通すこと」を掛けたもの。
https://t.co/v.J7Jmz2nNb
ニュースメディアでは、
It’s nothing boring.
などと、boring(つまらない)の意味にひっかけてキャスターがコメント。

なお、掘削することをいうカタカナ語の「ボーリング」は、bore(掘る)の動名詞から。

2本目開通時はよりシャープな地口が出るものか。

荒川清秀さんの本

中国を旅行したときのこと。上海美術館で、一幅の掛け軸に興味を持ち、英語と漢字を使って、その漢詩の意味を係の方に教えてもらったことがある。楽しい時間でした。荒川先生が総決算と仰るこの本には、日中の漢字の相違点から中国語へ貸し出された日本語まで、大小の謎の解明がわかりやすくなされています。   

Bambi

デジタルのINBOXにWORD OF THE DAYのメールが届く。開くと今日の単語はbambino。little boy、baby boyという意味。
遙かに遠い記憶がよみがえる。5、6歳の頃だったか、人生最初に見た映画に「白い馬」「ピノキオ」「バンビ」がある。これら3作すべて、大画面・大音響で 人間の怖さを 子供に教えてくれた。喜劇もあっただろうに覚えていない。
Bambiはオスの子鹿。そうか彼の名はbambino経由のようだ。ご家族はイタリア系か。しかと了承。
そういえばもう1万年ほど前になるだろうか「チャオチャオバンビーナ」というイタリアの唄が日本で流行した。歌手はドメニコ・モドーニョだったかドモーニョだったか・・・(一瞬検索の間)モドーニョであった。 bambinaはlittle girl、very attractive womanとある。




百葉箱よ・・・

火の駅の庭に立つ装置。

早朝横を通るたびに小学校初期に作った地口のネタのひとつがこれだったことを思い出す。「十葉箱」・・・とは百を十に置き換えただけの、他愛もない、自愛のみの作品で、 あの時点で赤面すべきであったのだが、果たして 得意顔の自分を今でも覚えている。学校の校庭にあったこの装置を見たりその横を通ったりするたびにしばらくのあいだ口に出していたのだから周囲の人々の迷惑はいかばかりだったか・・・。

英語にStevenson screenという頭韻名がある。以下Wikipediaより有り難う。

A Stevenson screen or instrument shelter is a shelter or an enclosure to meteorological instruments against precipitation and direct heat radiation from outside sources, while still allowing air to circulate freely around them.  

インストラメント・シェルターという別称も乙だが、この発明者のStevensonは、「宝島」、「幼年詩苑」、「小瓶の小鬼」でお世話になったR.L.スティーヴンソンの父君だったのだ。

It was designed by  Thomas Stevenson (1818–1887), a Scottish civil engineer who designed many lighthouses and was the father of author Rober Louis Stevenson.

というわけで「重要箱」でもあった・・・のだが、何百年も生きて今頃出た新たな地口にただLolのみ。