アメリカの三船敏郎といえばチャールトン・ヘストン、とはならないかもしれないが、ヘストン氏は歴史物、ウエスタン、現代物の大作に主演する、類を見ない俳優だった。さらに未来物の超問題大作『猿の惑星』の主役、そして聖書物の代表作『十戒』ではモーゼを演じているが、後者のスチールを使ったユーモラスな作品を見つけたので紹介します。雲(cloud)や十戒が刻まれた石版(tablet)という言葉に、現代テクノロジーでの意味が重ねられています。(モーゼはMoses「モウズィz」)
Mosesといえば、映画『雨に唄えば』で、その名を使ったナンセンス歌Moses Supposesが唄われているが、大元は早口言葉で、次のようになる。
Moses supposes his toeses are roses;
Moses supposes erroneously,
For nobody’s toeses are roses or posies,
As Moses supposes his toeses to be.
英語圏のポップカルチャーには聖書が様々な形で浸透している。