ぼくの義理の父はプロペラ機を持ち、かつ操縦し、
冷戦スタート時の米人の例に漏れず、
また竜巻街道の住人だったこともあり、
地下室に様々な缶詰をぎっしり蓄えていた。
その娘であるカミサンも、SNSに妙な情報が飛び交う中、
缶詰を少々注文した。
ぼくはサバイバルしてきてしまったがサバイバリストではない。
台風の前に決まっていそいそするカミサンは違う。
その缶詰だ。

鰯だ。弱き魚、汝の名はCrown Prince「皇太子」。
「槍持ち」なんて名付けてはいけないのは承知だが、
ここまで持ち上げて初めて浮かぶ鰯かなというところか。
さらに威勢の良いのもある。

「王の中の王」。王冠のマーク。魚のチャンピオン。
「魂の王国の王」ならジーザス・クライストを
表すこともあるし、同名の、青い目のジェフリー・ハンター主演の
映画もあったなぁ。
四角い岩に彫ったようなタイトル。いかしていた。

手描きだろうな。
また、こんな盗用?もある。

なぜかというと、「海のチキン」は「白ビンナガマグロ」のことで、Fishermen referred to white albacore tuna as “chicken of the sea”. It was so called because of the white color of its flesh and mild flavor reminded them of chicken.とあるように、白いところとその味から来たものだ。sardineはin olive oilでもin waterでも、鶏とは言いがたいが、ま、It is what it is.である。
それから、まさかのアングルから撃ってきたものがある。

デューク、売れるのか? exit woundsが見えないから大丈夫か?
King Oscarは昔のノルウェー王だとか。いま、貴国も大変だが、
また見かけることもあるでしょう。
ご存知。
「すし詰め」: packed like sardines
「ぎゅうぎゅう詰め」: squashed like sardines(こちらは「つぶれた」感じ)
イタリアの大きな島Sardinia: 名の由来は残念ながら不明とのこと。「鰯」は伊語でsardinaだから鰯の王国、とはいかないのかな。