ロバートフロストのあの詩がみんなのものに

2019年1月1日 私の好きな(というより世界中の何億という人々が好きに違いない)詩人ロバート・フロストの詩がまた一編パブリックドメインに入ったという。ピューリッツァー賞4度受賞の詩人。詳しくはこちらで。https://www.washingtonpost.com/history/2019/01/01/robert-frost-wrote-this-masterpiece-about-minutes-it-belongs-all-us-now/?utm_term=.2c12a372e0cd

上のサイトにはその詩も掲載されている。シンプルな語彙と文構造、かつ深い感銘。うれしさ余った結果の大急ぎの拙訳はシンプルかつシンプル(無韻ご容赦)。

雪の降る夕刻に森の横で止まる

これが誰の森なのか たしか私は知っている
彼の家は 村にあるけれど
彼には見えまい  私がここで止まっているのは
彼の森が 雪で満ちていくのを見つめるために

私の小馬は 奇妙に思うに違いない
農家が一軒もないところで止めたことを
この森と 凍った湖の中間で
一年で 最も暗い夕刻に

彼は馬具の鈴を一度鳴らす
何かの間違いではと問うために
音はと言えばあとは吹き抜ける
強くない風 綿毛のような雪

森は 美しく 暗く 深い
だが守るべき約束が私にはある
何マイルも行かねば 眠る前に
何マイルも行かねば 眠る前に

以下 原詩です。

Whose woods these are I think I know.
His house is in the village, though; 
He will not see me stopping here
To watch his woods fill up with snow.

My little horse must think it queer
To stop without a farmhouse near
Between the woods and frozen lake
The darkest evening of the year.

He gives his harness bells a shake
To ask if there is some mistake.
The only other sound’s the sweep
Of easy wind and downy flake.

The woods are lovely, dark and deep,
But I have promises to keep,
And miles to go before I sleep,
And miles to go before I sleep.

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