ローマの北極熊

いわゆる寒中水泳を英語では

polar bear swim 北極熊水泳
polar bear plunge 北極熊飛び込み
polar bear dip 北極熊一泳ぎ

などと言います。日本や英語圏に限ったイベントではないようで、例えばローマ市内を流れるテベレ川に飛び込む男性の勇姿がそれを物語っています。

https://www.nbcnews.com/video/divers-brave-icy-tiber-river-in-traditional-roman-new-year-celebration-98680389998

キャプション
brave … ここでは「・・・に勇敢にチャレンジする」という意味の動詞。動画では見物人が「コラッジョ」(courageのことらしいですが)を連発しています。

the Tiber River あるいはRiver Tiber 英語では「タイブー」。双子の兄弟が赤児の頃この川に捨てられ、それをオオカミが救って育て、彼らはローマ建国の祖となったという伝説あり。中学3年でこの話を暗記して暗誦大会に出たこともありました。遠山は2位。一位は八剣さんという、とても勝てそうにない名の少女でしたが、いまどうしておられるかな。人前で英語を発する初めての体験でした・・・テベレ川の北極熊、狼、人間のお話・・・でした・・・

NO EVIL

whole foods自然食品の店を覗くと、あるブランド名が目に付きました。

『2001年宇宙の旅』。月面を低く進むthe moon rocket busの中でサンドイッチが配られ、フロイド博士がその宇宙食を見て
  They look pretty good.
とコメントする。そしてとても美味そうに、かつ少量ずつ咀嚼する。そのあとコーヒーになる。私の場合、猫バスより月バスに乗ってみたい理由がここにあります。
 そのシーンを思い出したのは、このNO EVILブランドが植物タンパクで作られた食品を扱っているからで、かつ、2021年になっても、いまひとつ手が伸びそうにない自分が面白い。

ちなみにすでに気付いた方もいると思いますが、言葉のひっくり返しをよくする者として一言。このブランド名を逆読みすれば
  LIVE ON
になる。
 LIVEという言葉はしばらく遊べる単語で、EVILがレジデントで、LIEが出てはVEILで覆い、VILEなことも多く、VIEで競争したりと忙がしい。LIVESならELVIS登場、LIVEDならDEVIL登場。苦労の末にはLEIも待っています。

ルイス・キャロル発明のDOUBLET形式で挑戦すると手こずるかもしれません。1度に1文字変えていきます。

EVIL

EVEL   Evel Knievel, famous American stunt performer

EVEN

OVEN

OVER

ONER

ONES

OWES

AWES

ACES

APES

APTS   apartments, abbr.

OPTS

OUTS

CUTS

CUTE

LUTE

LITE

LIVE

EVILの次が面倒で固有名詞に頼ることも。別の手も多々あるはず。完成の暁にはお送りください。

新春の詩 ウィルコックスの「ダイアログ」

エラ・ウィーラー・ウィルコックス(1850~1919)は、飾らない語彙で人生の明暗を綴った韻詩を得意とする米国の詩人です。
その作品Solitudeの一節、Laugh, and the world laughs with you; Weep, and you weep alone… (笑えば世界が共に笑う、すすり泣けば一人すすり泣く・・・)は、英語圏のポップカルチャーに根付いています。
この「新年:ある対話」と題した詩は、The New Year(新年)が一人のMortal(生ある者=人間)を訪れるというシチュエーションで、いくつもの名を持つ訪問者が、硬く閉ざされた扉を開かせようと対話を続けます。

New Year: A Dialogue by Ella Wheeler Wilcox

MORTAL: The night is cold, the hour is late,
the world is bleak and drear;
Who is it knocking at my door?

THE NEW YEAR: I am Good Cheer. 

MORTAL: Your voice is strange; I know you not;
in shadows dark, I grope.
What seek you here?

THE NEW YEAR: Friend, let me in; my name is Hope.

MORTAL: And mine is Failure;
you but mock the life you seek to bless.
Pass on.

THE NEW YEAR: Nay, open wide the door; I am Success.

MORTAL: But I am ill and spent with pain;
too late has come your wealth.
I cannot use it.

THE NEW YEAR: Listen, friend; I am Good Health.

MORTAL: Now, wide I fling my door.
Come in, and your fair statements prove.

THE NEW YEAR: But you must open, too, your heart, for I am Love.

新年―ある対話  エラ・ウィーラー・ウィルコックス作

生ある者: 夜は冷え、時は遅く、
世は荒れ果てて物憂い
戸を叩くのは誰か?

新年: 私は「元気」という者。

生ある者: 聞いたことのない声。お前など知らぬ。
私は暗闇を手探りする者。
ここに何の用がある?

新年: 友よ、私を入れなさい。私の名は「希望」。

生ある者: それなら私は「失敗」。
人を祝福せんとしてからかうだけのお前。
消えてしまえ。

新年: 否、大きく戸を開けなさい。私の名は「成功」。

生ある者: だが私は病いと痛みで疲れ果てている。
その宝物、やって来るのが遅すぎた。
使うことは出来ん。

新年: 聞きなさい、友よ。私の名は「健康」。

生ある者: それなら、大きく戸を開こう。
入れ、そしてその口先の言葉が誠なることを示せ。

新年: しかしその心も開かねばならんぞ、なぜなら私は「愛」なのだから。

Solitude

Laugh, and the world laughs with you;
    Weep, and you weep alone;
For the sad old earth must borrow its mirth,
    But has trouble enough of its own.
Sing, and the hills will answer;
    Sigh, it is lost on the air;
The echoes bound to a joyful sound,
    But shrink from voicing care.

Rejoice, and men will seek you;
    Grieve, and they turn and go;
They want full measure of all your pleasure,
    But they do not need your woe.
Be glad, and your friends are many;
    Be sad, and you lose them all,
There are none to decline your nectared wine,
    But alone you must drink life’s gall.

Feast, and your halls are crowded;
    Fast, and the world goes by.
Succeed and give, and it helps you live,
    But no man can help you die.
There is room in the halls of pleasure
    For a large and lordly train,
But one by one we must all file on
    Through the narrow aisles of pain.

人生は40から 人数は40まで

あるスーパーの出入口。入店者と退店者の数を数える人。Aloha and mahalo.

people counter という機器やpeople counting systemという装置もあるようですが、こちらはpeople counter personで、複数になればpeople counting people。バーバラ・ストライサンドが唄い始めそうな気配也。How many customers are allowed at a time?という質問に、Up to 40.という答え。
Up to 40 customers are allowed in the store at one time.
No more than 40 customers are allowed inside at a time.
といった文作りも可。

長寿化であまり使われなくなったことわざLife begins at 40.をひねってみれば
Your life depends on “40.”

元旦は午後2時閉店。

今年も
Keep listening,
 keep practicing
  and keep on smiling!!

去る年 2020 was Abnormal 101.

「去っちゃえ」というレベルまで下げるつもりはありませんが、suchやsuch a をずいぶん使った年でした。最後に

It’s been such a year.

で締めます。次は今年をまとめたローカル新聞第1面の見出し。

この正統派ヘッドラインを霞ませるのが・・・

今度は本土のローカル紙より。

ところで数字101が米国の大学1年のコース名のあとに付けられると――たとえばJournalism 101――それが入門のレベルであることがわかります。以下ウィキ売りです。
In American university course numbering systems, the number 101 is often used for an introductory course at a beginner’s level in a department’s subject area. This common numbering system was designed to make transfer between colleges easier.

今年をニューノーマルと言いたくない、アブノーマルと呼んで突き放したいという方もいらっしゃるでしょう。当方Abnormal101であれこれ学ばせてもらいました。英語島はこれから全列島大花火大会の一部となります。

May we have a better year.

シャカサインの強化?

親指と小指を残し、中3本を丸め、全体を揺らすシャカサインshaka signはここ英語諸島から発し豪州等に定着しているといいます。意味は、“Hang loose,” “Right on,” “Thank you,” “Things are great,” “Take it easy,” “That’s the way,” ローカルの言葉で “Howzit?” (How’s it going?)などなど、ドライバー同士の挨拶や感謝にも使われます。通常、緊張せずリラックスした気分で使います。

由来説に、親指と小指以外を失った男性が、サトウキビ列車の警備に雇われ、安全を表すため手を振ったなどあれこれ。shakaは、振るshakeからという語源説もあり、OEDには「釈迦」から?との推量もあるようですが、全てキラウエアのヴォグのようにおぼろに霞んでいます。ただ、このポスターの青年はシェイクせずにThumbs up!のように力を入れ歯を食いしばったような感じも。

こうしたサニタイザーは、be wellの下方に手を置くとニュッと出て来ます。シャカ青年は、リラックスしないハードなサインを突き出しながら、空港を歩き回っています。

Go with the flow. 流れに身を任せよ。

と言うけれどあなた、ずいぶんものすごい流れになっていますね2020年。

これは去年の暮れに英語島で。
その1年前に噴火は止んでいたので峰からの溶岩はないのですが、それらしい様子を維持した絵柄と文句です。

そして2年ほど経ってまた・・・・・・溶岩ばりますね。
英語島でのGo with the flow.は

  Go with the lava flow.

と見極めたり。

Pele’s Present? ペレの贈り物?

英語島は自粛リスマス。例年ほとんどの店舗が締まるので静かな日。火山の女神ペレからのギフトのように噴火が起こり、エアクォリティ(air quality)の計測が始まりました。haze(霞)からvog(火山性スモッグ)に変わっていきそうな気配。そのせいか、日没後の様子が少し変わったかもしれません。以下「残光」。落日の贈り物です。

Afterglow right after Pele’s Hello

afterglowは文語で、They were still in the afterglow of victory when I saw them at their office.(事務所で会ったとき彼らはまだ勝利の余韻に浸っていた)のように使えます。

贈り物と言えば、次は、風向きによっては英語諸島全体に影響を与えることになるvogの発生源。友人の写真家Linda Hertzlerさんの捉えたキラウエア山火口の様子です。リンダさんは「ハートを手に乗せたペレのようだ」と・・・。

ペレの贈り物と解釈するほど火山信仰の伝統が続いているということでしょう。予想のつかない自然と共生するひとつの技なのかもしれません。(噴火口に吹き出した煙の白と溶岩の赤が上空の雲を照らしています)

the great conjunction 接続詞の大きな機能?

昨日、英語島では、2年ほど落ち着いていたキラウエア山のクレーター・ハレマウマウで噴火がありました。ブラジルでペレを見た!と言えば、サッカーの神様を目にしたことになりますが、BUT英語島で (Madame) Peleと言うと、(キラウエア)火山の女神 のこと。OR溶岩lavaのこと(長い髪が流れる溶岩のように描かれた絵もあります)。SO I saw Pele!と言えば「(キラウエア山の)噴火を見た」「(キラウエア山)が噴火した!」という意味になります。
 AND冬至(winter solstice)。
 AND「大接近」。これはthe great conjunction of Jupiter and Saturnと呼ぶようです。
 SO今日は一日I was spaced out today.(ぼんやりしていた)のかな。outer spaceでのイベントなので当然かもしれませんが。
 AND, TO TOP IT ALL OFF(そしてその上をいくだめ押し的な出来事・物事)が、夜の「コキガエル」の捕獲でした。夜のみ80デシベル以上で鳴き、コーラス隊となって環境をカエルの何の。
 これは撲滅隊ボランティア隊長Jさんが捕獲したもの。
 おかげで目が覚めました。

AND SO the battle goes on.