好きな花のひとつ、ホトトギスは2ヶ月前くらいからチラホラ咲いていたのだが、秋になって本気になってきた。ただ、咲きたいときに咲きますという姿勢は立派だ。
漢字は「杜鵑草」。鳥のホトトギスの胸にある模様に当てた命名という。そんなに似ているのかなと。油染みとの連想で「油点草」という別名もある。
「杜鵑草」の「杜鵑」は日本語の意味としてホトトギス(鳥)を表す。
この花の中国語名は「小杜鵑」だが、「杜鵑」はカッコーを指し、「小杜鵑」といえば「小型のカッコー」という意味だ。
カッコーが 海を渡れば ホトトギス
杜鵑も 郭公も同じ 格好なり
英語名はというと、lesser cuckooで、文字通り「小カッコー」である。
この「lesser 何々」という名付け方はベストなのだろうが、劣っているような、重要ではないような気がして、しっくり来ない。