昨夜のナイトウォークで日本語の桜関連の言い回しについて考えた。
古典:「花は桜木 人は武士」・・・ぶしつけもここまでくればさくら去る。
顕典:「花は桜木 人はその下」・・・こじつけもここまでくればさくら咲く。
これで山桜もくすぐられ、一挙に来るかもしれないが、今夜が3度Cではなぁ。
英語cherry blossomやcherry treeにはサクランボのイメージがしがみついているような気がしてならず。
桜の花からサクランボのイメージを外してsakura blossom、木はsakura tree。
こうなればこちら桜好きには心静か。さ、鞍替えをと思い、一応英語に「sakura」がどのくらい浸透しているのかをオンラインで見ると?
メリアムウエブスター: sakura \ səˈku̇rə \
オックスフォード、ロングマン、マクミラン: 無し
オックスフォードUSA: sakura /səˈkʊrə/
ケンブリッジ: sakura /səˈkʌr.ə/
フリーディクショナリー: Japanese cherry やや不自由
sakuraは一様に-ku-にストレスがあり音高く、両側のあいまいシュワー母音に挟まれ、耳に「スクーラ」「スカラ」と来てわかりにくいが、これも海を渡る言葉の定めでしょうか。