『いっしょうけんめい きょうまで生きてきたと! 長崎県立養護施設「向陽寮」の元寮生たちの手記』(ファミネット刊)の編者でもある作家の鶴文乃さんからお知らせが来ました。昨年NHKETVで放送されたドキュメンタリー、
「ひまわりの子どもたち~長崎・戦争孤児の記憶~」
の英語版が4月2日(土)午前10時10分からNHKワールドで放送されます。以下のような内容です。
原爆投下後の長崎で、GHQの指示を受け設立された戦争孤児収容施設・向陽寮。寮長の餅田千代が育成記録を残していた。千代は、盗みや乱暴が染みついた孤児たちと風呂に入り、自立のための教育に奔走する。やがて、千代を“お母さん”と慕う子どもたち。高度経済成長期、就職して社会に飛び出すが、待っていたのは戦争孤児への差別や偏見だった。60年ぶりに開かれた同窓会。焼け跡の孤児たちの知られざる戦後を見つめる。
こうした知識をベースにして番組を見ると理解が増すと思います。