格言Home is where the heart is.が「彼の家はアートがあるところ也」とひねられた

オランダの画家ピート・モンドリアンの伝記が出版され、その批評が異色の評論家からThe New Yorkerに寄せられた。モンドリアンは黒い線に原色の方形が配された絵で有名だが、これまでほぼ全く興味を持たなかったのだが、その記事に触発されて「Mondrian」とブラウザーに載せたところ

このArtsper Magazineというサイトの、「ピート・モンドリアンについて知るべき10のものごと」に行き当たった。ヤアーっとリストをスクロールダウンして、10番目で目に止まったのがこの小見出し。僕の持つ”症状”で、こうしたひねったものに目が行ってしまう。

10. His home is where the art is

Piet Mondrian in his studio-home
Piet Mondrian in his studio-home, 1930 © Charles Karsten via Het Nieuwe Instituut

Mondrian’s studio was also his home, a fusion of half-finished artworks and domestic furniture, and he often hosted fellow creatives and intellectuals in his workplace domicile. His apartments in Paris and London were wholly dedicated to his art, where he painted his walls white with sporadic red plains, rendering his home a fully-immersive, three-dimensional De Stijl artwork.

最後のDe Stijl(オランダ語デ・ステイル)は英語でThe Styleといった意味の芸術運動で、モンドリアン氏が主張したNeoplasticism(新造形主義)に基づくという。言語遊戯によってモンドリアン家まで来てしまったが、定規を使わずに線を描いたという同氏の10のものごとサイトにしばらく滞在して戻ることにする。
(間)
おお、1に「彼の筆名Piet Mondrianは、アナグラムすれば” I paint modern “になるとある。英語で来ていたのか。
Wat? 5 ヒトラーの退廃芸術展(英語でDegenerate Art Exhibition)に他の現代美術家と共に出品の”栄誉”を受けた。 
Wauw! 7 「スペイン風邪にかかり半年以上闘病したが自宅にこもって絵を描いたことが良かったのか生き延びた」ということだ。

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