また病気が出てしまった。

「ばんざい」と言えば、快作カルト映画『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』The Adventures of Buckaroo Banzai Across the 8th Dimensionの名セリフを思い出す。なぜなら、スーパーへ行こうが、スーシティへ行こうが、この病いはついてくるからだ。かなりよく知られたそのセリフは、唄うのを止めたピーター・ウェラーが、暗さのど真ん中にいるエレン・バーキンに言う、
Wherever you go, there you are.
「どこに行こうと自分がついてくるんだ」
である。
大枚100円だったせいもあるだろうが、ときめきの逡巡の末、この袋に手が伸びたのだ。
何故だろう、こうした考案者を”恥ずかしい” ”低レベル”と見做すことを捨てたのは?
いつだろう、こうした言語遊戯を愛するようになったのは?