駅前のポップアップショップに、こんなシャツやトートバッグが置いてある。
「大仏があなたを見ています」。あはは、なんだかユーモラスで背筋が伸びる。


同じようなフレーズだが、ポリスのEvery Breath You Takeには、I’ll be watching you….がある。歌手を女性にしても、やはり怖いだろうなぁ。
が、もっともっとトータルに怖いのが、ジョージ・オーウエル作『1984年』に出てくる
BIG BROTHER IS WATCHING YOU
という標語ですね。「お兄ちゃんが見てるからね」とでも訳せるけれども、この「お兄ちゃん」が実は完全管理・警察・専制国家のコントロールの象徴で、大学初年に小野協一先生の推薦図書にあったなぁ。
その60年後、彼の地がそうなりつつあることを耳にし目にする度に心が痛む。対岸の火事とは思えないしね。
ポップアップショップの若い担当者に、あの小説がヒントに? と尋ねたところ、「ああ、そうなんですね」という軽めのお返事。心で、”「大仏」が良い。お見事!”と言って、写真を撮らせてもらった。
「仏」と言えば、今日もデジタルで話をしながら「小仏」の写真をパチパチ撮った。Riki君、そしてMoriちゃんはLittle Buddhaたちだ。自由に考え、笑顔を忘れず、頑張れー!

