院生活中に戴いた本で、やっと目を通すことができました。
赤須先生は「ライトハウス英和辞典」もつくっています。
この本はその赤須さんの興味深い苦労話と”工夫話”からスタートします。
その他、「ウィズダム」や「ジーニアス」といった辞典、英英辞典、コロケーション(連語)と辞書の進化などに関する、多くの辞書編纂者の話が続きます。タイトルの「つくる」という綴りには、作、造、創、という気合いがこめられているようです。
ちなみに、辞書編纂をテーマにした恋愛映画『船を編む』を面白く見たことがあります。松田龍平の演じる馬締光也という名も日本アカデミー賞に輝いて良かったかも。
http://fune-amu.com/
参考までに、この映画に関する英語のコメントがこのサイトに。
http://www.imdb.com/title/tt2315226/
http://mydramalist.com/6615-the-great-passage/reviews
リンク先に掲載された映画名ですが、一見して、
フューン・ゥヲゥ・ァミュゥ
(フューヌヲゥ ァミュウ)
と、読んでしまいました。
日本語をそのままアルファベット表記するのは、難しいことですね。
私が使っている英和辞典は、小さい記号を使ってイギリス英語とアメリカ英語を比較しながら併記されるなど、樂習者のための工夫が満載です。編集者の気の利いた工夫に気づくと、辞書を引くのがさらに楽しくなります。“return ticket, *round-trip ticket, など、小さい記号(限られたスペース)で、わかりやすく、英米の違いに気づかせてくれます。
最近は、ラジ英その他の英語番組やニュースなどで学んだ点・気づいた点を、辞典に書き込むようにしています。情報を一本化でき、記憶定着にも良いようです。
偉そうなことを書きましたが、ビギナーです。ラジ英でがっちり勉強させて頂きます!