ナニガの方とチェ・ゲバラ

太古、親類に「ナニガの方」という名のあだ名を持つ女性がいました。名を思い出せないとき、「あのナニがねえ、こう言うものだから」のように、「ナニが、ナニを、ナニの」などが、間を取らずに出て来る人だったからです。

英語の場合、
  what’s-his/her-name [「人」の場合。「もの」にはwhat’s-its-name]

が標準ですが、「もの」を表す「ナニ」には他に次のような言い回しがあります。こうした語の多くを知っているという方は、その豊かな知識ゆえ、ナニガ属ではないと言えるかもしれません。

doodad、gimmic、gizmo、gubbins、thingamabob、thingamajig、thingummy、whatchamacallit、widget etc.

ただし、お察しのように、お茶目というよりお目茶という響きがあり、やはりここは、ポーズを取ってerとかuhとか発し、What was his/its name, er.などと独り言風に発し、Anyway, this person.とかUh, whatever you call it.のように言ったりしてから話を続けると良いでしょう。こうした言い回しが必要になるまで話し込む努力(独り言や会話)をされることは良いと思います。私はすぐ必要になることがよくあるので問題ありませんが。 

私たちが頻繁に、かつ無意識に使う言葉をpet phrase(ペッtフレイz)と言います。ナニガの方のように、それが愛称となった例をもうひとつ。アルゼンチン出身の政治家でキューバなどでのゲリラ指導者でもあったチェ・ゲバラです。「チェ」は彼の出身国では「やあ」といった意味のフレンドリーな間投詞ですが、キューバでは珍しがられ、それをよく使ったゲバラの愛称に。

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