白川義員さんの写真展

数年前、NHKドキュメンタリー「天空の瀧」英語版で声の仕事を頂き、その試写会でお目にかかった写真家白川先生の写真展に招待頂き上京。姉を誘って恵比寿ガーデンプレースの東京都写真美術館会場へ。

例えばK2の頂上を空撮する!それも上から!!といった「人間がやったことがないこと・見たことのないもの」に挑戦し続ける方。右下がK2。

展示写真の1枚ごとに撮影に至るプロセスを語る解説がまた実に面白く、目を写真と解説の両方にやって長い間立ち止まっている人も多い。写真家は朝夕以外は撮らないという話はよく聞くが、白川さんも同様とある。暁前・日没前にヘリや飛行機を飛ばして目的地へ行き、絶妙な色彩や光景をキャッチするということか。そうした時間にしか見ることのできない色彩に驚く。世界の秘境の空撮以外に、トレックして行きついた未踏・未撮の渓谷(下)のような地上からの作品も多々ある。

カメラも展示されているが、「写真機」としか言いようのない大きさ。この展覧会は関西でも開かれる。

鑑賞後、見たことのない光景や色彩を多数見て呆然としている私と元気にパンフレット持ってイベントを讃える姉。ちょっとした立ち位置の差でゴライアスとかぐや姫のようになってしまうのがスマートフォン。久々の再会。

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