以前、坂について②までアップした。裕次郎さんの『陽の当たる坂道』(1958年日活映画)もそのひとつだった。あのあからさまなほどの明るい台詞回しと生き様から68年後、このままズルズルとすべり落ちていくような時代感覚をSLOPEで表すことができる。ある状況をItで受けて、
It’s a slippery slope.「それってずるずる坂だね」
この頭韻イディオムslippery slope「滑りやすい坂」は、止めようにも滑るのでというイメージ。主語を「我々」にして、
We’re on a very slippery slope.「私たちはずるずる坂にいる」
と、veryを加えれば「どんどん悪くなる」といったニュアンスが出る。
百合が咲きました。
