クチナシの花殻を摘んでいたら、いきなりイモムシが。「なあに?」といった様子で、これが堂々としているんだな。昔からこのムシが苦手。加州カラバサスの子供たちは見つけると喜びの声を上げる。で、写真を撮って送ってやろうということになった。小枝ごと。

考えるに、あの穴のあいた絵本。あれは家庭に1冊レベルの作品だからな。

ぼくの接近遭遇体験は、いつでも、落ち着き払ったあの虫がのっそり現れるのみ。視力が非常に悪く、明暗の区別ができる程度だそうで、さもありなんとぞ思う。
そおして、イモムシに関する和風の文学的体験は、あの歌くらいかもしれないな。・
イモムシころころ ひょうたんぽっくりこ
ただ、赤ちゃんを膝に乗せ、左右にごろごろさせてからぽっくりこでヒョイと上に持ち上げるとある。
これは! 大学の最初のクラスで紹介された”This Is the Way the Lady Rides”のコンセプトと似て非。
もうひとつ、キャプションのように、カミサンがクチナシのタネと思ったのはイモムシのふん。いもふんは小粒で硬い。庭に撒いたそうだが、Good for the ground.
クチナシのタネは実からでるのだろうが、実が堅く、「開口部がないことから口無し」という語源説があり、鐘が鳴りそう。
後記 イモムシとアオムシは色で分けた名前のようで、上の本の和訳は「アオムシ」となっています。
イモムシを「画像」で調べると、緑のが沢山。個人的には「アオムシ」というと、小さな緑色の虫を想起するので、これまで使わなかったような気がします。で、ここではあえて「イモムシ」としました。英語でもcaterpillarで全員全種集合という勢いがあります。