馬齢を重ねるにつれ増えてきたこの症状。馬鈴症と呼んで楽しいーーはずもなく。
英語では(a) crampと呼ばれ、脚によく起こるので、a leg crampというフレーズがお馴染み。老若男女、時を選ばず、しかし夜に起こることが多く、
I got/had a leg cramp last night.
とジャーナルに記したり、状況によっては人に伝えることができる。
ひどいものはsevereやbadで
I got/had a severe/bad leg cramp last night.
広範囲に起こればmassiveやhugeで
I got/had a massive/huge leg cramp.
つった場所まで伝える必要がないと思えば、legを除く。
ドカーンという音を表すcrumpと差異化するため、もっと開いた、ぎゃーやうわーといった感じの/æ/で行くと意味と辛さがよく出る。
「来た来た」という場合はgetがよりリアルで、
I’m getting a cramp.
特に、calfふくらはぎ(古語:こむら)がやられる。これはhalfとライムする発音で、上の文に加え、
I’m getting a cramp in the calf.
ただ、そんな悠長なことをやっているような場合ではないことが多く、単語レベルで
Aww, cramp……cramp……craー!
と呻く。
その他、
足指:toe(s) large toeの場合もあるし、全体がつることもある。
太もも: thigh
太もも裏: hamstring
つちふまず: arch
お腹: stomach
手指もあり、ものを書いている指がつったといった場合: I had a writer’s cramp.
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I was hit by a cramp last night.
と、言い換えることもできる。crampは、ほぼ誰にでも起こることらしく、話題にしたくないようでしたくなるという妙な現象でもある。次回はヒットされたときの英語面での対応について。