今日の『ラジオ英会話』 すこしもGreatでないgreat

ダイアログTrain Delayでは、会議に向かうツトムとアンが電車の遅延にぶつかり、ツトムがアンに「電光掲示板に30分遅れと出ている」The monitor says the train is delayed by 30 minutes.と伝えると、アンがGreat.とつぶやきます。

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通常、よく知らない相手には、It does?とか、Really!、Oh, no.など、反語でない言い方を使いますが、ある程度互いに気心が知れてくると、こうした言葉のスタントが用いられます。

その他、Perfect. How nice. Wonderful. などがあります。

こうした反語を英語でironyと呼びます。別の形の反語にrhetorical question(修辞的疑問文)がありますが、これはWho knows?(誰にもわかりませんよ)のように質問の形を借りた反語です。

ironyは「皮肉」のことですが、ここでは「反語、反語法、アイロニー」という和訳が適切です。

あまり使い過ぎると、ironist、satiristなどと呼ばれるのでご注意。

satiristには「風刺家、風刺作家」の意味もあります。そのsatireがたっぷり入ったSF傑作喜劇と言えばBack to the Futureです。その一場面、主人公のマーティーが家に帰ると、週末にガールフレンドと湖へドライブするのに必要だった父の車がぺしゃんこになった(totaled)状態で牽引されていきます。そこで一言(3語)アイロニーを発する場面がこれです。

http://www.anyclip.com/movies/back-to-the-future/the-car/#!quotes/

ちなみにextreme ironistという言葉があります。「極限の皮肉屋」? 実は、海底や狭い山の頂き、あるいはロッククライミングやスカイダインビング中など極限状態でアイロン掛けを楽しむ人を指すそうです。一種のスポーツでextreme ironingと呼ばれています。

私もアイロン掛けは好きなほうですが、このスポーツ、オリンピックの正式種目に申請中とのこと。私としては、Iron understand. です。

 

 

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