プレストウ!
prestoは「急速に」「急速楽章」を表す音楽用語ですが、日常会話でも使用されます。
「こうしてこうしてこうすると、ハーイ・ほーら、出来上がり」の「ハーイ・ほーら」にあたる部分をPresto.で置き換えると使えます。
Go like this and then like this andーPresto!ーit’s done!
という感じです。料理なら「ちゃっちゃっ」と下ごしらえして「ちゃっちゃっ」と合わせて、Presto! A/An ______! 空所に出来たものの名を入れます。
特に完成に至る時間は問いませんが、とにかく普通よりずっと短い時間で出来たり、「パッ」と短いドラマを演出したい、そんなときに使えます。
それもそのはず。これはマジシャン用語でもあり、たとえば「シルクハットからウサギが出ます、Presto!」と叫んで一匹取り出す、といった具合です。タイミングがややずれたときも、このPresto!でカバーすると” 速さ ”が加わります。
「ハーイ」の前にイントロ(もうひと言)が欲しいとき、
Hey presto!
が使えます。ただ、公演中にこうした掛け声を掛けずにトリックを繰り出すマジシャンが多く、一方日常会話では、自由に使われているという印象があります。