Tomorrowといえば2つのことを思い出す。1つはミュージカル『アニー』の有名曲。大昔ルーズベルト大統領役でウィールチェアに座り、オーヴァルオフィスのデスクに靴で上がった主人公を見上げながら、Tomorrow, tomorrow, I love ya, tomorrow!と合唱したことがある。あのアニーを演じたシオリちゃんは立派な英語で感心したが今はどうされているのだろう。
もうひとつは学生時代によく読んだ「スコットランド劇」の終盤だ。実に血なまぐさいシェイクスピア悲劇で公演関係者がその名を口にすると不吉とされてそう呼ばれるが、私は現在無関係だから『マクベス』と言いましょう。ちなみにMacbethはbethにストレスがありdeathと韻を踏む。その最終幕のバトルの直前に主人公が発する、これまたTomorrowで始まる有名なセリフがある。ハムレットの独白の次にチャレンジしたことがある文系の方も多いのでは。
「明日、そして明日、そして明日が、うじうじと今日も忍び来ては、時の最後の一秒まで続いてゆく。そして昨日という昨日は、阿保どもがゆく埃まみれの死に至る道を照らしてきた。消えろ、消えろ、短いローソクよ。人生はただの歩く影、へぼな役者、もらった時間舞台の上で威張ったりへばったり、あとはどこぞへ消えたやら。あるいは白痴の語る物語、叫びと怒りに満ち満ちて、意味するものは無い。」
https://en.wikipedia.org/wiki/Tomorrow_and_tomorrow_and_tomorrow
In between these poles, there is much variation.(上の両極のあいだに多くのバリエーションあり)
マクベスの独白はレコードかテープを買うしかなかったが、今はYouTubeでいくつか見ることができる。ただこれぞというものがない。ハリソン・フォードやトム・ハーディはどうかとも一瞬思うが。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』レベルのカンバーバッチなら行けそうかもしれないが。
3時を過ぎると一日が終わった気になることがあり不思議。おやつがあるのはそのためか。『アニー』のあの歌の最後、明日=youで、You’re only a day away!ということで、明日お時間あれば、テレビで楽習を。
いつも楽しみに読ませていただいております。
さて冒頭のシオリちゃん、それは山尾志桜里前衆議院議員ではないでしょうか?初代アニーとして有名な話ですが、いかがでしょうか?
点が現れ、一瞬で繋がりました。
山尾さんが日本語劇で演じられる前、
英語劇をされたときにご一緒したわけです!
よくご存知でした。ありがとうございます。
カムカムで、久しぶりにお声、聞きました
花火の表紙?あるかも。
テキスト、まだ、終活、断捨離してないの。
ありがとうございました。
94年12月の表紙はどうだったか。活を入れてさがそうかな。
発見なさったら教えてください。