サイエンスと改善ス 

このColumbo, Season 1 Episode 1(『刑事コロンボ』シーズン1、第1話)のシーンで中央に立つのはtitle role(題名の役)を演ずるピーター・フォーク。それまで同氏にあった性急で早口でラフなイメージがここでも見られ、トレンチコートに葉巻(変なところに携帯)はすでに披露したものの、世界中に知られる姿には及ばず、英語で遊べばClose but no cigar!(近いけれど賞品なし!)。急遽、第2話からmakeover(イメージチェンジ)が行われ、番組は信頼度抜群でユーモラスなLietenant Columbo=コロンボ警部補の軌道に乗り、よく似た発音のSri Lankan capitalを知名度で凌駕。素早い改善が成功に繋がった好例。

さて21世紀。世はAIが大幅に参入したサイエンスの時代となり、かつ虚実皮膜の情報世界に突入した感濃い20年代。一方、情報の伝達速度と影響力とが飛躍的に伸びたせいなのか、コロンボ的改善が頑固なまでに遅く感じられること多々。とにかく、期せずして”科学の時代”にまで生き残ってしまった文科系の遠山はカール・セーガン氏の次の言葉に同期する者。

そんな21世紀第一四半期に20世紀後半に活躍したライナス君の姿を借りた次の発言発見。 
自己の勘、そして感・観・肝・汗、そして歓も忘れずにと解釈。

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