このfire hydrantは逃走車が歩道に乗り上げてぶつかり水をほとばしらせるアクション映画のシーンでお馴染みかもしれない。1月のロサンゼルス大火では町の消火栓が空っぽで用を為さなかったのが延焼の大きな原因のひとつだった。resavoir貯水池も空で、あたり一帯カラカラ状態だった。ただ、このカラ・バサスという、思えば不吉な名の町には、たまたま火の手が届かず、命カラカラ避難した娘の家族は、辛くも無事帰宅することができたのだから僥倖であった。blue stateと呼ばれる民主党のこの州が水色の州とは皮肉。市長も知事も責任をとらず、再建の槌音がからっきし聞こえないのも、これからと言われればそれまでであるが。まあ、この町のあちこちの消火栓は心配せんでええからと言っているように見える。

ちゃんと水分とってる? Keeping hydrated?

夕陽の用心棒