No sun no fun.

雨の続く日々。レイ・ブラッドベリの「長雨」The Long Rainを想う。雨が延々と降り続く惑星でシェルターを求めて彷徨う人間達の話だ。この作者は同じような表現を何度も繰り返すことが多い。読み進めるうちにその術中にはまってしまい、雨宿り願望がふくれあがる。

今日は雨マークがほぼ毎時間ついている。ミュージカル『アニー』を思い出す。The sun will come out tomorrow. という決まり文句が歌になってヒットした。英語劇でルーズベルト大統領として車椅子で歌ったことがあった。Sing everyone!とか大声で言って景気をつけたかも。明日は出てこんぞ、アニー。

学生時代にドラマでお世話になったピーター・マン先生の仰っていたことわざがある。Let not the sun go down on your wrath. 「自分の怒り上に太陽を沈ませることなかれ」とは「怒りを明日まで持ち越すな、その日のうちに静めなさい」ということ。穏やかそうな、ユーモアのある方だったが、いろいろあったに違いない、人間そういうことだろう。

A Place in the Sun 『陽の当たる場所』という映画があった。モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー、シェリー・ウィンターズ。不遇な青年が社会的成功を求めて這い上がろうとするが・・・という筋立てで、ウィンターズの存在感が強く印象に残る。

ウォーカー・ブラザーズの”The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore”なるヒット曲があった。スコット・ウォーカーのおどろおどろしい声が、ウォールサウンドの真ん中でそう主張すれば、終末感のみ。兄弟ではなかったのだな彼らは。

ああ、早く出でて晴れ給え太陽。あなたは私の太陽です。

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