コメディアン・作家・TVパーソナリティのGroucho Marxは、日本で「グルーチョ・マルクス」と呼ばれているが、Grouchoはgrouch(グラウチ。すねた不機嫌な人物)という語をベースにした芸名で英語圏では「グラウチョ」と発する。
一世を風靡した喜劇グループのおかしらでもあり、黒縁眼鏡+太眉+大鼻+大口髭は、彼が演じるキャラクターから生まれた永遠のパーティーグッズ。その名も頭韻も見事にGroucho Glasses。著書にHello, I Must Be Goingがある。
文句を言いながら笑わせる数あるその名セリフから
映画Duck Soupより 秘書に向かって
Why, a four-year-old child could understand this report. Run out and get me a four-yea-old child. I can’t make head or tail out of it.
「何だ、4才の子どもでもこのレポートは理解できる。大急ぎで4才の子どもを探してきなさい。私にはちっともわからん」