鶴文乃さんの本

8月9日は私の誕生日であり、大好きな俳優の1人ロバート・ショーの誕生日でもある。そして作家の鶴文乃さんが1945年に長崎で筆舌に尽くしがたいほどの体験をされた日でもある。この本は、その体験を短い物語に凝縮し、お子さんたちが描いた挿絵と共に展開する。4年あまり前に頂いたこの物語をさきほど夜明け前に思い立ち初めて音読した。

中国語訳を読むのは有大問題であり、添えられた日本語の原文を声に出した。

英語版もありThe Song of Tokorotenとして出版されている。

私は45年よりあとに生まれたが、子どもの頃にこの日のことを知って以来、誕生日と長崎とを離して考えることはできない。「ピカ!」で、7万9千人の方々が犠牲となったという。

この物語を声に出して読めたこと、鶴さんに感謝します。

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