アンソニー・ファウチ

米国での連日の報道で時の人となったホワイトハウスウイルス対策タスクフォースの要・免疫学者ファウチ氏。その名が数日前のNew York Timesミニクロスワードの答えとして登場しました。これがスペリングだけの理由ではないのは明白。

Fauci氏は79歳とのこと。毎日のように会見やメディアを通じて指導やアドバイスを続けるパワーに敬服。なおこのミニクロスワードは無料で、5x5の語方陣(単語の魔方陣)に時折黒マスを加えたグリッドになっている。

笑うのが面倒な方に15

A: Where are acceptable things manufactured?
B: Beats me. Where are they made?
A: The satisfactory.

👉acceptableはgood enough、average、satisfactoryの意味。ここではsatisfactoryをひとつの工場と重義にしています。
👉👉質問のあとに、 B: What do you mean by acceptable things?
A: You know, things that are average, good enough…のようなやり取りがあるかも知れません。

笑うのが面倒な方に14

これは自分でやってみるものであり、最後に笑わないようにするのがコツのうち。第1文のあとにone beat(一呼吸)置いて第2文に移る。この間をとったときに、Oh, yes?などの反応があれば、Uh-huh.などで返してpunch line(落ち)に移るように。

Many people think “icy” is an easy word to spell. I see why.

👉whyをYと発音し、I-C-Yと聞こえるように。
👉👉相手があなたによほど悪意を抱いていれば、沈黙やOh.といった反応があるかもしれませんが、通常Awww!やThat’s awful!と 呆れたという様子とで付き合ってくれるので、I know.とやや顔をしかめて答えるとよいでしょう。

「どなたかご存知ですか?」のANYについて

今は遠い英語島のメールループからメンバーにこんな質問が来ました:

Do any of you know of any farms here selling beef to consumers? I was wondering what they (the farms) were doing with the restaurants being closed. Maybe a win-win (situation) for everyone if we could buy in bulk from them. Just curious if anyone knows.

皆さんの中でどなたかご存知ですか、このあたりで消費者にビーフを売っている農場を? (農場が)どういうことになっているのだろうと思って、(一帯の)レストランが閉められている現在。お互いウインウイン(状況)になるのでは、もし我々が大量に買えたら。誰かご存知かなあと思ったまでです。

👉出だしのDo any of you know …?のanyは可算のsomeと呼応し、ここでは複数として(無理に言えばany individuals/personsなど)として使用。
Does any of you know…?という形もあり、こちらのanyは単数のanybodyやanyoneのつもりで使用。(最後の文参考)
👉👉両者とも「つもり」での用法であると納得すべし。

doublet ダブレット

古来 「くたぶれ」という言語遊戯がある。現代でも十分通用するものだが、次はそのひとつ「林檎蜜柑」である。

りんご
さんご 
さかご
さかん
みかん

すなわちある言葉を一度に一文字変えながら目的の言葉にたどり着く。達成感のある一方で疲れるから「くたぶれ」の名が付いたという。遊びの作者は不詳。これをイギリスの チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン なる数学者が聞き及び、様々な問題を作った。例えば「猿を人に4手で進化させよ」(進化論でキリスト教社会が激震を迎えていた頃)という問題がある。

1. Can you evolve APE into MAN with just four links?

これは、

APE
APT
OPT
OAT
MAT
MAN

と4手でできる。linkを4でなくもっと増やせばまだできる。このfour linksのlinkにしても、それが進化の(鎖の)環をも表しているという点など美事というほかはない。ドジソンはこの遊びを名付けるにあたり、doubletとしたが、それは小さなダブルという意味にもとれないことはない。ただ、実に痛快なことに、和名の「く」を聞けず、「たぶれ」を耳にして、それを元に英語名を考案したという。お時間のある方は、彼の作った次の問題に挑戦してはいかが。

2. Make FLOUR into BREAD with five links.
3. Go from SLEEP to DREAM with five links.
4. Increase ONE to TWO with six links.
5. Turn BLACK into WHITE with six links.
6. Make GRASS GREEN with six links.
7. Turn BLUE into PINK with eight links.
8. Can you get from RIVER to SHORE with 10 links?
9. Can you transform a WITCH into a FAIRY with 12 links?

APRIL FOOL!!!!!!(乞日付確認)
この独りゲームはドジソン氏、というよりそのペンネーム『不思議の国のアリス』のルイス・キャロル氏が発明したゲームで、前半の「くたぶれ」の部分は遠山の”創作”でした。
日本語で遊ぶのも楽しい。無料でどこでも自分で作って自分で解く。もちろんキャロル問題をもう1問やってみるのもよいのでは。

くたぶれをもう一作
ニラ
薔薇
馬場
レバ

ヒント付きで
BATH
    School subject
    Class___
    First-___ performance
    Mechanical or habitual repetitions
ROBE

Triplet?
PIG
?
PEN
?
PAL

笑うのが面倒な方に 13

試験中の私語という設定。結局英語のスペリングは端から骨が折れると言いたいのかどうか。ま、面白いと言えば面白い。「ゆかいな牧場」をご存知の方はどうぞお進みください。

A: Hey, give me the answer to the first blank on the first page. Old MacDonald had a what?
B: Farm, you dummy.
A: Oh, right. How do you spell it?
B: E-I-E-I-O.

👉blankは空所。
👉👉draw a blankは思い出せず脳内真っ白空っぽになること。I’m drawing a blank!は、たとえばWhat’s his name? の前後に使うことができる。語源はエリザベス朝のくじ引きで空くじを引くこと。
👉👉👉 https://www.phrases.org.uk/meanings/draw-a-blank.html

笑うのが面倒な方に 12

👉talking animalsのジャンルジョークから。ゴルフに誘われたゴリラの話。頭韻タイトルならa golfing gorillaで決まるでしょうか。すでに最初から笑えないという方も、一応グリーンまでは行くように。

A man takes a gorilla out golfing.
At the first tee, the gorilla asks, “What am I supposed to do?”
The man says, “You see that little round green spot about 450 yards from here? You’re supposed to hit the ball onto that.”
So the gorilla hits the ball and it flies on and on till it lands on the green.
The man hits several shots, with the gorilla following along, and finally gets on the green.
The gorilla says, “What do I do now?”
The man says, “Now you hit the ball into that cup.”
The gorilla says, “Why didn’t you tell me that back there?”

👉👉back thereは「さっきの場所、あそこ」、the first teeを指す。この手のジョークには動物が人間の能力・知力・ユーモア力を凌駕する作品が多く、人類はsobering experience(身の引き締まる思い・体験)を迎えることになる。それが動物ジョークの醍醐味のひとつになっている。

笑うのが面倒な方に 11

👉こういうlawyerはいないでしょうが、ジョークのジャンルとして揺るぎない人気を保つlawyer jokesの一作品です。

A: Are you a lawyer?
B: Yes.
A: How much do you charge?
B: Two hundred dollars for four questions.
A: Isn’t that awfully expensive?
B: Yes. What’s your fourth question? 😆