『大人になりたい』 Too Many Rules

Rules for thee, not for me.というフレーズをにらんでいたら、コニー・フランシスのヒット曲Too Many Rules(1961)を思い出した。伊藤ゆかりが英語まじりの日本語で歌っていた漣健児の名訳で、例えば1番が、
  夜遅くに帰ると
  ママから お目玉
  いつも 10時に寝るの
  それがきまりよ
  TOO MANY RULES TOO MANY RULES
  早く大人に なりたい
  お星様に こう祈るの
  だけど TOO MANY RULES

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原詩は
  I got home last night at ten past two
  My folks turned blue, their tempers flew
  I got to be in bed at quarter to ten
  There go those rules again
  Too many rules, too many rules
  Folks are just fools making too many rules
  I′d pray the stars above, I haven’t lost your love
  But there are too many rules

ネットで聴いてcompare/contrastすることもできる。
伊藤ゆかり https://www.youtube.com/watch?v=zX6x6L6_AUo
コニー・フランシス https://www.youtube.com/watch?v=6MrgCOGGzD4

当時は英語混じりの唄がドシドシ出てきていたが、現代のちらし寿司のようなちりばめられ方ではなかったように思う。サザンのインパクトは今も続く。

ピーマン fertile & futile

終活でなく収穫の話、ピーマンが獲れた(前項で刺身にしたものです)。7月に植えて以来わずか2個目。
夏は長く、初期に1個のみで、9月に入って緑の豆粒が出てきて、やっと先日2個っとなった。今年は肥料の力を感じている。豆粒boyがピーmanに育ったのも肥料の賜物で、3個、4個とアンビシャスなボーイズが目を出している。それもFERTILIZERのパワー也と見た。

ご存知まぎらわしいペア futileとfertileだが、
肥料FERTILizerから、fertileは「肥沃な」、
反対の「不毛な」をfutileとすれば一件落着Case closed.(お、頭韻矢の如し)。

採っても小粒。

The Eggsaminators

茄子の実は元々白色で、eggplant(たまご草)なる名がついた。
この茄子の実、小振りながら卵(M)より大きい。おそらくLよりも。
はたして昔の卵はずっと大きかったのか。
値段はずっと安かったのか。
今の卵は、かくながら高止まりするらん・・・
あるいはいやましに上がるらん・・・
卵はぼくの大好きな食べ物です。それが今。
They are eggseptionally eggspensive. It’s eggscruciating. I never eggspected things would be this eggstraordinary. You know what? I think I’m eggsaggerating things to eggsess. Now I’m going to make an eggsit. Good night, good morning and good afternoon.

Here Comes the Pun

こうした会話は(言うまでもありませんが一応)向かって左から右へ流れ、ここでは右端のアーノルド・シュワルツェネッガー氏(に違いない)のセリフがパンチライン(落ち)になります。中央は誰でしょうか。Jean-Claude Van Dammeかな? 同じヨーロッパの生まれだから、自分はモーツアルトになると言っているのかもしれない。さて「君たち、止めないか。ぼくは言わんぞ」というpunch lineですが・・・。彼が言いたくないこととは?

ヒントは「私はバッハになる」を英語で。

彼の有名な決めゼリフcatchphraseです。
これでバッハの英語読みもわかりますね。

Water Surprise!

Last night

Drooping. Needs watering.

This morning

Back to life, standing straight.

貝原益軒氏は夜の水やりは控え植物を休ませるようにと言うけれども、すやすや休んでいる状態ではなかったので水分補給したところ、今朝はシャキッとなすってらして、なんと元気なことよ。

Here Comes the Pun

三段論法(syllogism)の、大前提、小前提、結論ーーmajor premise、minor premise、conclusionーーというステップを利用したジョークです。
全体は、「地表の7割は水で、その水は炭酸水ではない、だから地球はflatだ」
最後の「地球は平らだ」とは、おそらくflat-earther(地球平面主義者)の強引な結論で、その根拠は、flatに「炭酸水などの気が抜けた」という意味があり、こうしてこの奇態な論法の最後の最後にpunが来ます!

spherical earth(球体の地球)の逆はflat earth(平面の地球)で、この説を主張する人々は今世紀のSNSでよく眼にします。英語の「地球」は只のearth(土)で、その前に形容詞が”自由”に置かれる可能性は大であり、それ故、sphere(球)だ、いやflatだ、と議論を呼ぶ余地があるのかも知れませんし、歴史的につい最近まで「平氏」の天下であったわけですが、対する「球氏」は、陰謀論conspiracy theory、陰謀論者conspiracy theoristという言葉を使うことがあります。


Here Comes the Pun

スタジアムで、PRESS(報道・記者)というサインを見て思わず、という落ちですね。
思わずそうは思わないと思いますし、pressするまでは行かないでしょうが。

dad jokeは、お父さんが、あるいはお父さんのお父さんがよく言う(言った)「古いジョーク」「受けないジョーク」という意味ですが、現在この手の「たわいなさ」が見直されています。英語文化のユーモアの基礎がわかる材料です。