3つの見出し エンニオ・モリコーネ ありがとう

モリコーネ、亡くなる。『ニュー・シネマ・パラダイス』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』『ザ・グッド・ザ・バッド・ジ・アグリー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『海の上のピアニスト』『ヘイトフル・エイト』、リストは続くよ、どこまでも。ある場面のある音楽に浸るために映画を見ることはそうあるものではない。この方は別で、映画なのに目をつむらせることが多い。壮大、野蛮、品格、流麗・・・月並みな賛辞を光らせてしまう。

MTVの壮大な夜明けのような『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』のラスト。古代の映画館で、美しさの中に沈み込ませてくれた。

A man of grandeur, grit and grace goes. His music goes on. Grazie mille, Senor Morricone.

温故造新

古くからある

Q: When is a door not a door?
A: When it’s ajar. (a jarと掛けてある)

これは今も変わらない。

Q: When is a lamp not a lamp?
A: When it’s alight. (a lightと)

これも変わらない。

Q: Why is a watch like a river?
A: Because it doesn’t run long without winding.(蛇行する と掛けてある)

これはもう古い。(腕時計で竜頭を巻く[windする]ことはあまりない)

Q: Why is a watch like Blade Runner 2049?
A: Because it runs so long without winding. (1982年版が好きな人が)

これは謎を新しくしてみたもの。長すぎるというのが見始めてしばらく経ったころに持った印象。今も変わらない。蛇行しない大河を進むようだった)

Q: What goes around the house without legs?
A: A broom.

これは放棄すべきもの。
もったいないので答えを新しくしてみた。trade nameのようですが。

A: A Roomba.

an autonomous robotic vacuum cleanerならコピーライト無しのようだが、なぞなぞの答えにはなりにくい。

Roombaは、a broomを作り直したか! リズムもいいし。この最後の小さなセレンディピティ、ミニセレに、自分で頭をナデナデ。

リンカーン学校

米国のこの町に住落ち着いている娘は数ヶ月ほとんど外出していないらしいが元気のようでご同慶の至り。以前お土産にもらったマグ。

晴れた今朝、コーヒーを淹れてこれに注いで飲む。
何でもかんでも目分量なので飯の出来なども心躍るわ沈むわ波瀾万丈なのだが、このコーヒーはただ量足らずだっただけなのかな、とにかくまずいかどうかさえわからない。

リンカーン(英語:「リンクン」)の言葉があった。

If it’s not coffee, it must be tea. If it’s not tea, it must be coffee.

だったかな。うろ覚えなのでグーグると、こちらが当たりのようだ。

If this is coffee, please bring me some tea. But if this is tea, bring me some coffee.

大統領は、レストランの出したコーヒーのようなものに対し、不快や怒りを見せることなくウエイターを呼んでこう頼んだという。
なんとストレートかつマイルドなロジックだろう。
腹が横たわっているのだね、この方は。
シオドア・ローズベルト大統領は、Speak softly and carry a big stick.(おっとりと話し、でかい棒を携えること)が外交の基本だと述べている。
リンクンは、ユーモアを携えていたようだ。
7月は蒸し暑く風強く雨多き世界になるらしい。揺り戻しの只中にある騒然とした米国のニュース番組で今朝、ある細菌学者が、Be gentle to yourself.と視聴者へのアドバイスを行っていた。科学者から精神面の助言とは異例。
That touched my heart.身に染む。