
洗濯物リストlaundry listは、laundry業の発達と共に必要となって誕生した洗濯物リストで、ホテルで預ける際にチェックが入るものも含め、そこから広く「とても長いリスト」「やることのとても多いこと」というイメージがあります。訳は「長尺のリスト」とでも。
新政策を次々と打ち出す現政権が「これはただの長尺のリストではない、これが国家の本来の姿を明確にする(define)ものだ」と施政演説で述べたという記事。
日常会話で、I have a laundry list of things to do.ということもできます。
別の言い方に
I have to do this, that, and the list goes on.(あれもしなきゃ、これもしなきゃ、とリストは続くんです)
あるいは
I have a list of things to do as long as my arm.(自分の腕くらいの長さのリストです)
あるいは
I have a to-do list as long as my arm.(やることリストの長いこと)
19~20世紀の洗濯業の発展から生まれたリストは、20世紀半ばに比喩表現として一人歩きを始め、今日に至っています。施政方針演説にまで登場して、鼻の高いことでしょう。