ケーブルで映画や英語ニュース番組などはよく見ているのですが、たまたま通りすがりにどうしても聞き違えてしまうのがタイトルのこれ。
思わず画面を見ると、
『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』
なぜ私の耳では「ウィアー」になってしまうのか。
これは英語の/fɪ/と日本語の/hui/の発音の違いによるもののようだ。というのも、Fear(恐れよ!)の出だしの/f/は強い。一方、「フィヤー」の「フ」HUのHは弱く、Uが強いので「私たちがゾンビで~す!」に(私には)聞こえてしまう。
英語の出だしの子音はおおむね強い、日本語は子音が弱く母音に呑まれがちという両者の傾向が見えます。
時間がある方は、声優になったつもりで、上のタイトルを声に出してみたらどうでしょう。誰もいないときにどうぞ。え? あなたがいる?
Wherever I go, there I am.
そこかな、ひとつのハードルは。いて良いのでは。
P.S. 英語版画像について。theがチョコンと棚に載せられています。機能語はこうして縮められて表記(発音も)されるのが常です。日本語版画像も”付き合って”いますね。