ネイティブスピーカーは子供時代にしばらくgooderをやって卒業します。使用感は
「あるものAがgoodで、Bもgoodで、両方較べると、B is gooder.だ、Aは変わらずgoodだが」
一方betterには、いわば大人の眼があり、B is better.と言ったとたんに、Aの良さが減る印象がぬぐえません。そこで両者を立てたいという場合に”大人”は、
B is even better.
とひとこと加えて一応丸く収めるわけです。(それはそうであるのだけれど、gooderには暖かくドッシリとしたパワーがある。)
比較級gooderが載っている辞書もサイズによってはあるので(もちろん標準用法とはほど遠いのですが)、使わずとも、その気持ちと、even betterは覚えておきましょう。
赤毛のアンを読んでいたら、会話で、gladder、と言うのがありました。
glad、の比較級は、gladder、だと初めて知りました。