華氏110度

米国本土アリゾナ州へ仕事で渡り、そこから娘のいるサンフランシスコへ移動しました。アリゾナは110度(摂氏44度)の日が続きました。湿度がほとんどないので普通に行動すると汗をかきません。やはり湿度がつらいのであり、英語の

It’s not the heat. It’s the humidity.(問題なのは暑さではない。湿度なのです)

という決まり文句を東京がらみで思い出します。ただし、昨今の東京の暑さを考えると、1千万都市のための新決まり文句は、

It’s not the heat. It’s the heat and the humidity.

となるのでしょうか。五輪気になるアリゾナの日々。人はまず歩道を歩きません。写真のように歩道に低く木の枝が・・・。

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歩くのはショッピングクォーターくらいで、そうした場所にはfog system(霧噴霧システム)が軒先に取り付けてあり、リドリー・スコット映画的ムードになります。速乾なので濡れません。

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空港ではspicy hotなスエットシャツが下がっていました。歌手Willy Nelson的風貌のchili唐辛子親父チリ―・ネルソンです。メキシコも近いしチリ的に問題はないでしょう。

 

 

 

 

 

以前に超速で、あるいはラップでユーモア機内アナウンスをするサウスウエスターン航空の実写ビデオを紹介しましたが、それに乗って1時間45分北上。このフライトでもやはり一言ありました。

If you are from the last century, please be reminded that smoking on the plane is prohibited.(前世紀出身の方は、機内の喫煙は禁じられていますのでご注意下さい)

華氏70度(摂氏21度)のサンフランシスコ(SF)へ。空港内の店も町のニックネームを冠しています。

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35年ぶりのSF。初めて行った外国の町。夏、タイサンボク(evergreen magnolia)に白い花、坂、肌寒さ、思い出してきました。娘と会い、母子英語、父子日本語で話しこみ、夕食後本屋へ。古本と新本を同時に売っている(よくあるパターン)Green Appleという店で物色。店先の電光版に面白名言ポスター。娘が撮ってと言うのでパチリ。

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こうしたユーモアにさっと反応しておもしろがるところは親の因果のなせる技でしょう。「頭をあまりオープンにし過ぎると脳が落ちます」とはビート族のアーティスト、ローレンス・ファーリングヘッティの言葉。96歳で未だ元気。

自分は偏見が全くない、心が広い人物だと自慢するのもよいが、すこしはかたくななところを持て、まあ、岡本太郎の言葉を借りれば、自分の中に毒を持て、ということでしょうか。それにしてもこうした引用を店頭に飾ってアピールするところなど、こうしたらどう思われるだろうという商魂とは一線を画すところあって、文化の違いを感じさせます。ユーモアが行き交う町をしばらく歩いてみます。

2 thoughts on “華氏110度

  1. はじめまして、こんにちは。遠山さんの英語に対する慈愛を感じながら、このweb siteを時々拝読しています。ラジオ英会話では得られないイディオムもあり、英語をますます好きになってきました。If you are too open-minded,your brains will fall out. に苦笑。ついつい、身近な人々を思い出してしまいました。ちょっと毒のあるこのようなフレーズをこれからもご紹介ください。

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