今年はこれを引っ提げて、だと手に余るし、掲げて、では腕が持たん。心に秘めて、は言ってしまった手前無理、なので意識して参ろうと思います。この初心云々のことわざはいろいろな英語訳が可能でしょうが、上のものは「どうスタートしたかを忘れぬように!」という意味。もう少し入り込むと、人間様々なことを始めるわけで、その時点でFEAR(恐れ)とHOPE(希望)が同席している場合が多い。ただ始めたということは通常HOPEが少々でもあったはずで、ただ例えば苦労が続くとHOPEの与えてくれた興奮や楽しさをを忘れてしまう、という人間なら百も承知之介の状況で、HOPEの元を1)思い出す(これが面倒)、2)そこにリセットする(これはもっと面倒)というお話です。してもしょうが無いというものもあり、人生様々ですが。
ところでhow you startedのyouは「君が」というお説教ではなく、自分も含めた万人(もちろんこんな言葉いらんとか、いらく当の前だという荒ぶる方は別)のyouです。
個人的には人間という生業が随分長くなってしまい、始めたことの数に、止めたことの数が追いつきそうになっているけれども、それにもめげず、HOPEの元をTRY TO REMEMBER・・・J-POPの歌詞のようで恐縮。以上、初春の所信を初心に託しました。本年も駄洒落も含めどうぞよろしく。