
ここに何があったのだろう。この近くの家3軒が一挙に空き地化したのも何なんだろう。
ヴィム・ヴェンダーズ監督映画Perfect Daysにもそんな場面があったな。
ラスト、車の中にニーナ・シモンの”Feelin’ Good”が流れ、歌詞に反応しつつ表情が変化するので、やっぱりこの不可解な主人公は歌詞がわかって選曲していたのだなと再確認。三浦友和も素晴らしかった。主人公の役所広司との、重なると濃くなるかどうか問いながらの影踏み遊びの場は出来過ぎ感と共にアイデア賞。何も解決を見ないまま一生懸命毎日を送る主人公の生活描写が不思議に興味をつなぎ止める。1階が狭い入口で2階が一部屋の木造アパートがへんてこりん。車内で英語理解して歌を聴いているようないくつものシーン、別れた妻をハグするシーン。ヴェンダーズはこの映画でも主人公の説明はほとんどなし。見る側が勝手に想像。これ、ヒトが、日常、他者に行うことに似ている。このストレンジャー感、この映画で特にいい感じだ。