今日のジョン・ウェイン

彼の『駅馬車』を見たのは60年代だったようだ。ジョン・フォードの作品は、空気やほこりを感じさせる凄さがあり、リドリー・スコットのそれと似ている。夜のシーンでは主人公たちと一緒にモニュメントバレーの冷たい空気を呼吸するような感覚を覚えている。

下積みの末にこの映画でスターとなったウェインのことば。 I suppose my best attribute, if you want to call it that, is sincerity. I can sell sincerity because that’s the way I am. という自信。

また、 Nobody should come to the movies unless he believes in heroes.という更なる自信(とnobodyをtheyやhe or sheで受けないmachismo) 。

そして、 When you come to see a picture of mine, I want you to know that I’m not going to do anything that will make you uncomfortable. I want you to know that you won’t be disappointed in me.という大自信。

『駅馬車』でブレークしたウェインは匿名的でかっこよく、罪を着せられ刑務所へ送られ脱獄したアウトローとして描かれていて、どこか高倉健のような強さと静けさを持つ存在だった。ただ健さんはその後も匿名性や静謐さを持ち続けたのに対し、ウェインは 英雄へと向かう波に乗りアジア大陸まで進みジンギスカンまで演じてしまう。

ただ、 Talk low, talk slow and don’t say too much.という彼のモットーは健さんと共通するところがある。

とまれ、NRAの宣伝マンのようなカットアウトにsurf shortsを着せたWorld Coreサーフショップのユーモアに再度Hats off!

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