米国最高裁判所長官が転んだ。 「大事をとって」について

中生代のあれはハイスクール三畳期だったか。
青い表紙のマメ単にある単語を黒いペンで消していく作業をよくした。

Aから始まり、abacusでソロバンがわからず、abandonで放棄する、というあっけない流れがジョークとなっていた。そのしばらく先にあったのが、

abundance

「多量・豊富」と覚えた。形容詞abundantもついでに。

今 an abundance of caution (十分な注意)

という、コロケーションも奇妙な、かつ使い古された表現が、毎日の報道の中で次のようなフレーズで使われている。

out of an abundance of caution(大事をとって)、いや、

out of an abundance of caution(十分大事をとって)

あたりの気持か。(二度同じものを並べると覚えるかも。)
大事を取らざるを得ないことが日常に溢れるこの時期、米国の最高裁判所長官(the Chief Justice of the United States)が転んだ。

散歩中だったらしい。脱水症状dehydrationからくる意識もうろうlight-headednessのため倒れて頭部を打った。縫合を数針suturesし、十分に大事をとってout of an abundance of caution、一晩入院し、翌日退院discharged。

現在米国のchecks and balancesのそれこそそのバランスを保つ重要な人物が転んだわけで。だるまさんも驚いたかもしれない。違う道を歩き出さないよう願う。別のソースも。

私が散歩中に転べばどうかなと一瞬思うが、このブログを賑わすことは間違いないでしょう。ただ、out of an abundance of cautionはフォーマルな響きあり。私の場合は、

to be on the safe side

あたりの言い回しで十分。

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