最後から読むと意味が180度変わる詩

友人から送られてきて知ったこの詩。
読み進めると暗さが深まる。
途中までいって、もういい、とストップする場合は
最後の1行にいってみてください。
そこから”読み上げ”ていくと明るさが強まる。
外国の高校生Chanie Gorkinさんの作品。
音読すればトップダウンとボトムアップで
明暗2通りのプレゼンテーションができます。
名案だね。
一人で、グループで、試すことができそうです。
タイトルはWorst Day Everです。

Today was the absolute worst day ever
And don’t try to convince me that
There’s something good in every day
Because, when you take a closer look,
This world is a pretty evil place.
Even if
Some goodness does shine through once in a while
Satisfaction and happiness don’t last.
And it’s not true that
It’s all in the mind and heart
Because
True happiness can be attained
Only if one’s surroundings are good
It’s not true that good exists
I’m sure you can agree that
The reality
Creates
My attitude
It’s all beyond my control
And you’ll never in a million years hear me say
Today was a very good day

a phrase to remember: 世界規模のデモンストレーションと頭韻 

現在地球規模で起こっているデモンストレーションについて、頭韻と弱い脚韻のあるmomentとmovementという2語がペアで使われ始めている。

例: Is this a moment, or is it going to be a movement?

一過性のものなのか続くものなのかという疑問です。

大ヒットブロードウェイミュージカルHamiltonの歌詞には、This is not a moment, it’s the movement.とある。

様々なことに投げかけることが出来る質問のひとつかもしれません。

Is it momentary or long-lasting?

とも。

A PHRASE TO REMEMBER: 「この大変な時に」

大変という日本語は会話で大変よく使われます。大変便利な言葉なので英語にするときにtie-henと言って大変なことに、はなりませんが。とりあえず

「大変な」を

difficult

にして

at this difficult time

という言い回しを。
主にこれは、個人や家族、小グループに降りかかった辛い・苦しい時を表します。大変な状況になったあるご家族に心から同情するなら、

Our thoughts are with the family at this difficult time.

一方、世の中というレベルでの大変な時という場合は、atの局所感を、inで広げて、

in this difficult time

と言えます。
命を賭けて人助けをしている人のことを、

She is putting her life on the line to save other people in this difficult time.

さらに「時代」という気持を出したいなら、timeを

times

と複数にして、

in these difficult times

も可。

形容詞difficultは、tough、harsh、rough、challengingなどで言い換えが出来ますが、現状を鑑みれば、difficultが長さもよいし真摯な響きもあってまずはより適切な感じがします。

珈琲 紅茶 ブレンド

レトロの両開きかばん(ポートマントー)を開け、一方にゴリラ、他方にクジラを入れ、両手でヨイショと合わせて閉じるとゴジラとなるように、2語を混成して作った言葉をポートマントーportmanteauと呼びます。生まれて初めて覚えたものは50年代のスモッグかも。

かばん語のほかに混成語、合成語などと訳され、わかりやすい英語名blendをそのままにブレンドと呼ぶこともあります。

今日は数ヶ月ぶりに外での昼食となり、先にコーヒーを頼んでしまった私は、食後に運ばれた相方の紅茶をポットから少しめぐんでもらい・・・

カップ内の輪はコーヒーのあと。その下のコーヒーのように見えるのが恵みのアールグレイで、白い粒々は天井の照明らしい。
と、そのとき私は、お! とダブルテイク。まさにこれは

  a cup of cotea

訳せば一杯のコーティー。そして、お! これは珈琲と紅茶の、

  blend

だと気付き、大変有意義なランチになりました。

????漢字でのブレンドは「珈茶」あるいは「紅琲」。味は不可保証。

QUIZ: HOW MANY “F”s?

Count every “F” in the
following text:

FINISHED FILES ARE THE
 RESULT OF YEARS OF
  SCIENTIFIC STUDY
  COMBINED WITH
 THE EXPERIENCE OF
     YEARS…

If you count three on the first go, you’re normal.
Four is rare.
Six is a genius.

人間、機能語のofに注意を払わないようです。
内容語に目が行くのは当然なので。

a phrase to remember: 「未曾有の状況」

状況、局面などを

a place

で表せます。私たちは誰も経験したことのない・未曾有の・とんでもない・もの
すごい・おそろしい・何と言っていいかわからない状況の中にいます、ということを

We are in a place where we have never been before.

と表せます。

We found ourselves in a place where we had to make a very difficult choice.

これは、とても難しい選択を迫られる羽目・こと・状況になってしまった、ということです。

「場」というより、a place = a situationという等式が成り立つ場合がよくあるので、目や耳を澄ましましょう。

Now we are in a place where anything is possible.

ということになりたいものです。