シカゴの川

聖パトリックデーにシカゴ市ではアイルランドの守護神を讃え市内のシカゴ川を緑に染める。

アイルランド系の多い同市は、年中行事としてこの日をこのグリーンで祝う。1962年からの伝統だという。しかし今年は無いという情報がもっぱら行き渡っていたが、それを裏切るようにサプライズ染めが市長の采配で行われた。

Anley Fly Breeze 3x5 Foot Ireland Shamrock Flag - Vivid Color and Fade Proof - Canvas Header and Double Stitched - Saint Patrick's Day Clover Flags Polyester with Brass Grommets 3 X 5 Ft

国旗は緑がローマンカトリック、オレンジがプロテスタントで、その仲を取り持つのが中立の白とされる。実際の国旗には三つ葉のクローバー(シャムロック、shamrock)はない。
この日はアイリッシュ系でない者がグリーンの何かを身に付けることもあるようだ(自分も職場で付き合ったことがある)。ただオレンジ色で祝う行事もあるという。
宗教の違いを国旗に貼り付ける。如何にも対立の強さを感じさせる。
このgreen dyeはミシガン湖に流れ込む。
映画The Fugitive『逃亡者』で僕は初めて見たが、登場人物の一人がこの川を見て、“If they can dye this river green today, why can’t they dye it blue the other 364 days of the year?”と言うシーンがあるという。見直してみよう。

I’m dying to see how they dye the river.という方にこのサイトは如何か。https://www.chicagotribune.com/coronavirus/ct-chicago-river-green-st-patricks-day-20210313-m3wygh6si5cfhiups4meykvhu4-story.html

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