今日の『ラジ英』 flammable と Great Scott!

★ややこしく危険なflammableとinflammable

今日のダイアログBurned Baconに、Bacon grease is highly flammable.(ベーコンの脂は引火性が非常に高い)という部分があります。

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例えば火炎放射器をflamethrowerと言うようにflameは「炎」ですが、「炎を上げて燃える」という動詞にもなり、<flame+able>の組み合わせで、「引火性の高い」という形容詞FLAMMABLEにもなります。

一方、<in+flame>で「火照る、燃え上がる」という動詞inflameになり、それが<inflame+able>という組み合わせを経て、「引火性の高い」という形容詞INFLAMMABLEにもなります。次の等式が成立します。

FLAMMABLE=INFLAMMABLE

というわけで、inflammableと書いてあるからflammableの反対で不燃なのだ! という誤解は事故の元です。ちなみにinflammation(炎症)という医学用語にも”炎”が上がっています。

では逆義の「不燃性の」という語はというと、NON-FLAMMABLEになります。

★古めかしく新しくかつ使用安全な間投詞Great Scott!

ダイアログの別の箇所で、夫のJohnがパニックして叫ぶGreat Scott!(大変だ! 何てこった!)は、Great God!のminced oathだという説があります。mincedは「肉を細かく挽く」こと。minced meatなら「挽き肉」で、日本語化した「ミンチ」や「メンチカツ」の元です。ここでのoathは、聖なる者の名をみだりに使ってののしることで、それを”挽いた”、つまり婉曲的な表現がminced oathです。このGreat Scott!はその他の語源説もある中、1.5世紀ほど前から使われた末、outdated(古い)という烙印が押されたものの、1985年封切りの、1955年にタイムマシンで戻る傑作映画『バックトゥーザフューチャー』の傑作キャラクターDoc BrownがこのGreat Scott!を頻繁に使ったことから、現代に蘇った感もあります。卑語の一切ない大変上品な言葉遣いのブラウン氏の好きなGreat Scott!は、驚いたときに使って安全な表現です。彼の使用場面はこのサイトでチェックできます。

www.youtube.com/watch?v=8ACTIVntAKg

私などGreat Godzilla!はいかがかと思っていますが、十分ミンチされていない響きありでしょうか。

ちなみに、これも間投詞でOops-a-daisy!も「おっとどっこい! あれれ!」的な古めかしさがありますが、傑作恋愛コメディー映画『ノッティングヒルの恋人』のこの場面で効果的に使われています。www.youtube.com/watch?v=qwBeg2QfviE

 

 

 

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