Heaven and hell、good and evil、positive and negative、森羅万象を2つに分ける傾向がある我々は、当然人間も2つに分けてしまうという癖を持ち合わせています。話がしやすいという利点もあるわけですが。
✫大変よく知られたものの一つが、インド首相インディラ・ガンジーの
There are two kinds of people: those who do the work and those who take the credit. Try to be in the first group; there is less competition there.
仕事をやりとげる者とそれを自分の手柄にする者がいるが、最初のグループに属するよう努力すべきである。2番目のグループのように競争が激しくないからだ、という辛口の警告と提言です。
✫クラシック音楽家のアルトゥル・シュナーベルにとっては観客はこの2種類に尽きるとのこと。
I know two kinds of audiences onlyーone coughing, and one not coughing.
咳をする人としない人。咳は舞台にもよく届くものです。
✫2種類のエゴイストがいる、とはPeter Principleで知られるローレンス・J・ピーター。
There are two kinds of egotists: Those who admit it, and the rest of us.
egotistと自認する人々と残りの我々・・・。お見事。他に英語イストもいますが。
✫人生相談家のポーリン・フィリップスは、他者を立てる人と自己を前に出す人を
There are two kinds of people in the world. Those who walk into a room and say, ‘There you are’ and those who say, ‘Here I am’
部屋に入って「やあ、来てたの!」と「やあ、来ましたよ!」と言う人に分けています。
✫まだいろいろありそうですが、締めとしてヤングアダルト小説家、アン・ブラッシェアーズの2分類法。
There are two kinds of people in this world: the kind who divide this world into two kinds and those who don’t.
世界を2種に分ける者とそうでない者がいる。I can’t argue with that. これには反論の余地なし。