茎のずいぶん低いところで結実して育ち、とうとう実が地面に届いてしまった。ガツっと音はしなかったけれども、こちらのショックは大きく、為す術もなく数日気をもんだあと、小レンガの半欠けの部分に実の先をのせ、さらに育つようにするも、その数日後、もぎる。というかハサミで切り離す。主軸から出た実は主軸近くで切るべしとのことなのでそのように。
It’s nothing to sneeze at.(それはくしゃみをかけるべきことではない)とは「それは(金銭面・経済面で)ばかにならない・軽視すべきでない」という意味。
自分的にこの初ナスのありがたみを言い表したいなら、それをこの慣用句に結びつけ、主語を「無料のもぎたてのナス」として経済感を漂わせるなら
A free freshly-picked eggplant is nothing to sneeze at.
と苦しく言えるかもしれない。いや、もう言ってしまった。が、それもこれも、
A free freshly-picked eggplant is nasu-ing to sneeze at.
と言いたかったから、山なすイディオムからこれを選んだのである。日本語を知る人々にもまずまずと思うし、これでもう憶えちゃった方もいるのでは?
なお、英国英語では、nothing to be sneezed atの形になる。